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■本書の内容人が一生懸命人生を模索するとものすごい変化が起きる!キャリアコンサルタントが目撃した自分の殻を破って飛び出した人たち。就職・転職に悩んでいる人に、勇気と希望を与える1冊です。以下、本書「まえがきに代えて」より。 キャリアコンサルタントの中でも、かなり多彩な相談を受けてきたほうだと思います。高校生・大学生から、企業で働く人、子育て中のママたち、定年を迎えたシニアまで、年齢も性別も立場も経験も実にさまざまな方の話を聴いてきたのです。(中略) 人が一生懸命人生の方向性を模索して動いていると、ものすごい変化が起きます。最初は小さな変化ですが、行動するうちにだんだん大きなものになっていきます。普通の人にドラマチックな変化が表れるのです。客観的に見れば、映画や小説のような劇的な変化ではないのですが、その人が人生を振り返ったとき、「あそこで何かが変わったな」と感じるポイントであることは確かだと思います。そして、そこに立ち会えるのが、キャリアコンサルタントの醍醐味といえるでしょう。 相談者が自分の人生について語り、自分が今何をすべきか「あっ」と気づくとき、いつも何かがくるりとひっくり返ったような空気の変化を感じました。この空気のターンの瞬間を書き残しておきたいと思ったのが、本を書こうと思ったきっかけです。 空気のターンとは、説明するのは難しいのですが、暗いトンネルの中で明るい一筋の光が見えたような、自分の将来が少し見通せたような、そんな瞬間です。その瞬間の感激を少しでもお伝えできたらと思ったのです。うまく表現しきれていないもどかしさもありますが、何か感じとっていただければうれしいなと思います。 ■目次プランドハップンスタンスセオリー まえがきに代えて第1章 人が脱皮する瞬間
第2章 自分を客観的に見つめる
第3章 企業が採用したくなる自己アピール術
第4章 60歳からの成功する就活
第5章 67歳キャリアコンサルタントが就活してみたら…
あとがきに代えて
■著者プロフィール 笠原 路子(カサハラ ミチコ) 1956 年東京生まれ。出版社勤務を経て、フリーライターに。2008 年にキャリアコンサルタントの資格を取得し、相談員の仕事を始める。市役所、大学、就労支援施設、職業訓練校などに勤務。NPO 活動で、小中高のキャリア授業も経験した。2 級キャリア・コンサルティング技能士、国家資格キャリアコンサルタント。著書に『彼女たちのターニング・ポイント』。 |
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