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ロゼッタストーンとは

「ロゼッタストーン」というのは、エジプト文字解読のきっかけになった石で、現在は大英博物館に展示してあります。あのナポレオンがエジプトに遠征したときに、ナイル川の河口で、発見されました。

発見地の地名から、「ロゼッタストーン」と名づけられたこの黒い石には、上段、中段、下段と3層に分かれて異なる文字が記されていました。一番上がヒエログリフ(象形文字)、2段目がデモティク(民衆文字)、一番下がギリシア文字です。

碑文の内容は、紀元前196年のエジプト王戴冠式の知らせでした。同じ内容が3種類の異なる文字で書かれているのをヒントに、その後、フランスの学者、シャンポリオンがヒエログリフ解読に成功しました。

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株式会社ロゼッタストーンは、もともと、季刊「ロゼッタストーン」の発行を目的に設立した会社です。季刊「ロゼッタストーン」のテーマは人間同士のコミュニケーション。コミュニケーションは、お互いの価値観の違いを認識し、相手の考えを理解することから始まります。

本物の「ロゼッタストーン」では、同じ内容が3通りの言語で記されていたことから、未知の言語を解読することができました。それと同様に、いろんな価値観を同じ誌面に掲載することで、コミュニケーションのヒントになるようにと、雑誌の名前を 「ロゼッタストーン」と名づけました。

雑誌は休刊中ですが、株式会社ロゼッタストーンのテーマは、やはり、人間同士のコミュニケーション、多様な価値観を認め合える世の中です。

リニューアルしたロゼッタストーンWEBでは、これまで以上に読者とのコミュニケーションを大事にしたいと思っています。どうぞ、各コンテンツへのご意見、ご要望などお寄せください。世代・性別を超えて、コミュニケーションに関心がある人同士が交流しあえる場を提供できればと思っています。

これからも、コミュニケーションをテーマにした総合出版社として、書籍、雑誌、学習ノート等の発行、WEBを通じての情報発信などを続けていきます。 今後とも、ロゼッタストーンをどうぞよろしくお願いいたします。

2016年12月
ロゼッタストーン代表 弘中百合子

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