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ロゼッタストーン日記

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第21部 「鶴の里からの恩返し」


女編集長起業奮戦記
ロゼッタストーン日記
ついに書籍化!
「ロゼッタストーン日記」第1部(ロゼッタストーンは本当に創刊できるのか)が、
『女編集長起業奮戦記』という本になりました!
>>詳しくはこちら

いつもご愛読ありがとうございます。

今年はロゼッタストーン創立20周年の年。山口県の鶴の里、八代(やしろ)から初めて書籍を発行します。

昨年「世の中を逆に見る」をテーマにしたら、突然地元に帰ることになり、本当に視点が変わって地方から全国を眺める立場になりました。今年は「恩返し」をテーマにしたので、お世話になった方々への恩返しの始まりの年になるとよいな…と願っております。

本年も波瀾万丈のロゼッタストーン日記をどうぞよろしくお願いいたします。

ロゼッタストーン 弘中百合子


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◆こっちのホットヨガは温泉付きだよ♪…6月15日日記
初夏の八代は、山も田んぼも畑も、みんな青々としている。庭先では次々にいろんな花が咲いては散り、また新しい花が咲く。都会では人々の洋服の変化に季節を感じていたけれど、田舎では花々が季節を教えてくれる。ムカデ業者に駆除を頼んだので、最近は、ムカデも出なくなり、快適な毎日である。

母は腰が痛いというのでリハビリの回数を週2日に増やしたが、調子がよければ畑仕事に精を出している。父は大きな変化はなく、週2回散歩がてら家に連れて帰っている。短時間だが、母と3人でティータイム。他愛もないお喋りを楽しんでいる。両親ともに相変わらず食欲があり、よく寝ている。これは弘中家の家風かもしれない。

昨日、三丘温泉(八代と同じ旧熊毛町で、家から車で20分くらいのところにある)のバーデンハウスというところで行われているホットヨガ教室の体験レッスンに参加した。私は東京で週1回ホットヨガに通っていたのだが、こちらにはホットヨガはなさそうだし、あっても遠いだろうと諦めていた。それが、まさか、こんな身近なところでホットヨガをやっていたとは! 体験レッスンは500円で、終わったあとは温泉にも入れるのだ。

久しぶりにヨガをしたら、体が運動不足で硬くなっていて、以前できたポーズもできなくなっている。両手を上げるとなんだか他の人と違って曲がっているし、みんなあんまり汗をかいてないのに私だけ汗だくだし、このままではイカンと入会を決意した。

東京で体験レッスンといえば、たいてい終わったあとで「いかがでしたか? 入会なさいませんか?」と勧誘があるのが普通だが、ここの体験レッスンは他の人に混じってレッスンを受けるだけ。声もかけられない。なんて商売っ気がないんでしょ。

そんなわけで、まだ入会はしていないのだが、レッスン料は東京の半額。毎回温泉入浴付き。熊毛(旧熊毛町)っていいところだなあ。


◆キャラメルボックスは復活する!…6月5日日記
5月31日、「演劇集団キャラメルボックス」が活動を休止するという発表があった。続いて6月4日、キャラメルボックスを運営する「ネビュラプロジェクト」が自己破産申請の準備に入ったというニュースが…。あの人気劇団も時代の波には抗えなかったのかと悲しくなる。

キャラメルボックスのプロデューサーで、ネビュラプロジェクトの社長である加藤昌史さんは、ロゼッタで『嫌われ者のすすめ』『拍手という花束のために』『僕が元気にヤセた理由』と、3冊も本を出してくれている大切な著者である。劇団員の菅野良一さんにも『困中記』という本を書いてもらっている。ロゼッタストーンとはふかーい関わりがある劇団なのだ。(キャラメルボックスにとってはささやかな関わりだが、ロゼッタストーンにとっては大事な大事な劇団である)

これまで何があろうと真っ先に矢面に立ってきた加藤さんがなぜ今回沈黙しているのか謎だったのだが、法的手続きがあるために、弁護士から発言を控えるようにアドバイスされているのかな(勝手な憶測です)。

組織というのは大きくなればなるほど、動くお金が大きくなる。責任も重くなる。観客の動員数によって収入が大きく変化する劇団を維持するのは、並大抵のことではないだろう。多くの劇団が消えていくなかで、30年近くも一定の規模と人気を保ち続けてきたのはすごいことだ。あれだけ劇団を愛し、劇団のために全力を尽くしてきた加藤さんはさぞ無念だろう。

だけど、キャラメルボックスはいつか復活すると思う。キャラメルボックスの強みは、劇団を熱烈に応援するファン、笑って泣いて心あたたまる良質なエンターテインメント、特定のスターに依存しない全員野球(全員芝居?)…。いくらでも復活できる要素はある。

景気の悪化による観客の減少、東日本大震災の影響、組織が大きくなったことによってかさむ経費、スタッフを大切に思うからこそなかなか削れない人件費…。膨れ上がった負債は、経営者やスタッフや劇団員の頑張りだけでは、どうしようもなかったのだろう。

今回の破産で何もかもゼロになれば、小さな劇団からまたやり直せばいいと思う。もちろん、破産によってたくさん迷惑をこうむる人もいるはずなので、復活は茨の道だ。それでも、逆境を乗り越えて、最後にハッピーエンドをつかむのが、キャラメルボックスのお芝居だった。キャラメルボックス自体も、そうであってほしい。

キャラメルボックスは絶対復活する。その時には劇場に駆けつけて、拍手という大きな花束を捧げよう。


◆ムカデに噛まれた!…5月25日日記
ムカデの駆除にはかなり慣れてきた私だが、先日ついにムカデに噛まれてしまった(ムカデは刺すのではなく噛むらしい)。

4日前の夜、寝ていると足の裏にチクッと大きな注射をされたような痛みが。

慌てて飛び起きて布団をめくると、中くらいのサイズ(6〜7センチ)のムカデが布団から逃げ出した。ムカデスプレーを吹き掛けていると、そのムカデの近くに2〜3センチくらいの小さなムカデを発見!! 両方にシューシュー吹き掛けていると、二兎を追う者は一兎をも得ず。結局、中サイズのムカデは障子の下から廊下へ、小サイズのムカデは畳の隙間から床下へと逃げてしまったのだった。

寝起きの私の動きはやっぱり鈍かったんだなあ。呆然としてしばらく布団の上に座りこんでいると、さっき小サイズのムカデが逃げ込んだ畳の隙間から、こんどは10センチくらいの大サイズのムカデがむくむくっと立ち上がってきた。今度はすかさずスプレーして、トングでつまんで熱湯攻撃。なんとか1匹は仕留めたのだが、いったいうちには何匹のムカデがいるんだよ〜。

噛まれたのは、左足の指の付け根だ。
1日目。噛まれた痕が多少かゆいものの、足に大きな変化はなかった。
2日目。強烈なかゆみ。かゆみどめの薬を塗っても気休め程度の効果しかない。腫れが足の指全体に広がってきた。噛まれたところが直径1センチくらいの黒い水ぶくれに。
3日目。かゆみはだいぶおさまったが、歩くと水ぶくれになったところが痛い。水ぶくれはグレーになってつぶれてきた。
4日目。腫れが足の甲全体に広がってきた(←いまここ)

ムカデの毒はゆっくりゆっくり拡散するのだ。こわいこわい。


◆ダイエットとムカデとダイヤモンドオンライン…5月15日日記
令和になってから開始したダイエット。誤差の範囲のような気もするが500gくらい減った。この調子でいけば、5月末には目標の月1kg減量を達成できるかも。せめて、開始月くらいは目標を達成しないとね。

数日前、今年初めてのムカデを家の中で発見! 今年は早めに「ムカデコロリ」を家のまわりに置いておいたのだが、それをかいくぐって入って来る強者がいるのだ。すかさずムカデ用スプレーでシューッ。動きが鈍くなったところをトングでつまんでお湯をかけて駆除した。母はわーっと騒いでいたが、私は昨年格闘したおかげで慣れたもの。起きているかぎりはムカデなんて怖くないぞ。問題は寝ているとき。夜部屋に入ってこないように対策を講じなければ。

お風呂の窓の外にはヤモリ君がはりつきはじめた。ああ、1年が過ぎたんだなあと、ムカデやヤモリで季節を感じてしまう私。

5月14日から3週間にわたって、ダイヤモンドオンラインで『大腸がん 最新標準治療とセカンドオピニオン』がらみの記事を掲載してもらえることになった。編集者(つまり私)が書いた記事の最後に本の紹介も掲載される。中身は早期の大腸がんの話が中心だ。医療系の記事なので、念のため、著者の雑賀さんや、監修の高橋先生にも内容をチェックしてもらっている。本の紹介記事はアマゾンにリンクされているので、アクセス数が多ければ、売上にもつながるらしい。どうぞ売上が伸びますように!


◆いくつになっても諦めない…5月5日日記
令和元年。私は毎月1kgずつ減らすことを目標に絶賛ダイエット中である。(まだまったく減っていないけど)

昨日、親戚の夫婦が遊びに来てくれたので、近所の施設に入っている父親を迎えに行き、家に連れて帰った。90歳の父は、大腿骨骨折以来、車椅子生活。体の末端から血行が悪くなるのか、手のこわばりがどんどんひどくなり、最近は両手ともグーの状態から開かなくなった。いまは、かろうじて動く親指と人差し指でスプーンをつかみ、食事をしているような状況だ。

ゴムボールを持っていって握る運動をするように勧めたりしていたのだが、積極的にやろうとはしない。手を開かせようとすると痛がるので、爪を切ってあげるのも指を曲げた状態で切らなければならなかった。もうこのまま手が動かなくなっちゃうのかなあと思っていたのだが…。

私の従姉にあたる女性が、「大丈夫。まだ動くよ」と、父の手を取り、「おじさん、いい、右手の人差し指を開くよ。いい? ゆっくりね。次は中指ね。そうそう開いてるよ。次は薬指ゆっくり開いて…」と、声をかけながら1本1本やさしく指を開いていくと、父の手が久しぶりにパーの状態に開いたのだ。さらに、左手もそうやって開くと、なんと父は自分でグーパーグーパー、手を動かし始めたのだ!

「指が動かなくなってるわけじゃなくて、たぶん脳からの指令が届きにくくなっているだけだから、こうやって開いてあげて、マッサージしてあげるといいよ。本当に開かなくなった状態はこんなもんじゃないから」と従姉は言う。そうか。勝手に諦めてしまって悪かったなあと反省した。

1本1本ゆっくりゆっくり。何歳になっても、少しずつできることはあるのだ。何事も諦めない、諦めない。


◆山口に帰ってもうすぐ丸1年…4月25日日記
東京を引き払って山口に引っ越したのは昨年4月末。気がつけばもうすぐ丸1年だ。生活はがらっと変わったが、田舎生活にもすっかりなじんできた。ま、もともと田舎者だしね。

母親が元気になったのがなによりうれしいし、近所の施設にいる父親にもちょくちょく会える。自己満足かもしれないけど、この1年でほんのちょっとだけ親孝行ができた気がする。次の目標は、この土地で、私自身の人生をしっかり構築することだ。

そのために、まず頑張らなければならないのが新刊『大腸がん 最新標準治療とセカンドオピニオン』の営業と宣伝だ。先日東京に出張して取次と部数交渉してきた。若干削られたものの、ほぼ予定通りの数を書店に配本できることになったので、全国の大きな書店には置いてもらえるんじゃないかな。今日が取次への搬入日。書店に並ぶのは27日からになる(地方は28日以降になるかも)。

大腸がん治療は日進月歩なので、いま「大腸がん」の本を買うならロゼッタの本が一番だ。なんたって今年改訂されたばかりの医師用「大腸癌治療ガイドライン」の内容を踏まえたものになっているのだもの。

著者は「宝物のような本ができた」と喜んでくれた。監修の先生は「いいチームだったので、また一緒に仕事したいですね」と言ってくれた。中身については自信がある。誰にでもあてはまるテーマではないけれど、大腸がん患者やその周囲にいる人にとっては、きっと役に立つはずだ。問題は、どうやってこの本の存在を大腸がん患者さんに知らせるか…。零細出版社は広告宣伝に使えるお金があまりないので、お金を使わずに宣伝する方法を考えなければならないのだ。

仕事と関係ないけれど、もう一つ切羽詰まった課題がダイエット。最近こわくて体重計にのっていないが、山口に帰ってから推測で5kgは太ったんじゃないだろうか。だんだんやばいレベルになってきた。

もうすぐ元号が「令和」に変わる。新しい時代の幕開けだ。売上を伸ばし、体重は減らす。発想は膨らませ、体重は減らす。行動範囲は広げ、体重は減らす。地元に根を張り、体重は減らす。気分は軽やかに、身も軽やかに。新しい気分で頑張ろう。さよなら平成!


◆平成最後のお花見…4月15日日記
私の家の裏には昔から小さな川が流れているのだが、私が東京に行っている間に、川のまわりに遊歩道がつくられ、ちょっとした公園のようになっている。川の周辺には桜が何十本も植えられていて、満開になるとなかなか見事である。

遊歩道をのぼった高台には、一組のベンチとテーブルがあり、桜の花を眺めながらゆったりした時間を過ごすことができる。これまで桜の季節に帰ったことがなかったので、今年初めて地元でお花見をした。8分から9分咲の頃に母と二人で、満開のときに両親と3人で、少し散り始めた頃に両親と姉と4人で。東京での花見と違って、花見客はほとんどいない。本数は桜の名所に及ばないけれど、これはこれで桜を一人占めできる贅沢なお花見だ。

父は足が悪かったから、高台に上がることはあまりなかったのだろう。車椅子を押して連れていってあげたら、家のまわりにこんなに桜があったのかと驚いていた。

桜というのは不思議な花だ。誰かと一緒に桜を見ると、「来年もこの人と桜が見られるのかしら」とか、「あと何回一緒に桜が見られるかしら」とか、ついそんなふうに思ってしまう。もちろん桜は美しいけれど、桜を見ながら過ごす時間が愛しいんだろうな。

さて、新刊『大腸がん 最新標準治療とセカンドオピニオン』、アマゾンでの予約受付が始まりました。版元ドットコムのサイトでは「前書き」や「あとがき」も読めます。https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784947767165

明日には見本が刷り上がり、26日頃には発売される予定。見本ができあがるまでは、なんとなく落ち着かない。ドキドキドキ。どうぞ何のトラブルもなく、できあがりますように!


◆新刊発売日は4月26日…ごろ(!?)…4月5日日記
ロゼッタストーンの新刊『大腸がん 最新標準治療とセカンドオピニオン』は、いよいよ最終段階。あとは今日届く予定の色校をチェックすれば校了だ。いやー、長かった。企画を思いついてからだと3年ぐらいかかっている。途中で「大腸癌治療ガイドライン」が改訂されたことも大きかった。でも、おかげで本当に最新の標準治療を盛り込むことができたのだからかえってよかったのかな。

発売予定日は4月26日。GW前で取次が混んでいるので、発売が前後する可能性もある。とにかく平成のうちには出せそうなのでほっとしている。

今回図版もふんだんに使っていて、制作費用がかなりかかったので、定価はちょっと高めの2500円。でも、自分の頭で、自分の治療方法を真剣に考えたい人には役に立つと思う。

私がこの本を出そうと思ったきっかけの一つは、前にも書いたが、私自身が直腸カルチノイド(正式にはNETと呼ぶ)で直腸を切断する外科手術をすすめられた経験があるからだ。すでに内視鏡でポリープは除去していたのだが、再発のリスクを下げるために手術が必要だという。手術をすれば、再発のリスクが低下するかわりに、一生「排便障害」など、手術の後遺症と付き合うことになる。再発のリスクは20%。再発したときには、腫瘍は悪性化していて、命の危険もあるという。さて、あなたならどうしますか?

当時通っていた病院で、「手術しなかった人はどうなりましたか?」と担当医に聞いたら、「手術しなかった人はいないからわからない」という答えで、それが私には意外だった。医師のすすめはガイドラインに沿ったもので、間違いではない。ただ、考える情報をもう少し与えられていたら、私のように「手術をしない」という選択をした人も少しはいたんじゃないかと思う。

大腸がんは、いまではがん患者数ナンバーワン。女性では死亡数がいちばん多いがんだ。医療の現場は白か黒かはっきり決められないケースも多々ある。微妙なケースでは、どちらの道を選んでも、メリットもあればデメリットもある。そこで自分はどんな決断を下すのか。

今回の本では、医師たちが判断に迷う事例を正直に語ってくれている。後悔しないための決断には、正確な知識が不可欠だ。『大腸がん 最新標準治療とセカンドオピニオン』には、たぶんどの本よりも考えるためのヒントがたくさん詰まっている。


◆ちょっとおバカ(!?)な顔認識…3月25日日記
「○○さんがあなたがタグ付けされた投稿にコメントしました」という通知がフェイスブックから届いたので、あら何でしょ?と開いてみると、○○さんが私とはまったく別の女性と歩いている写真に、「一緒に歩いている人 弘中百合子さん」とフェイスブックがコメントをつけている。「いやいやいや、これ、私じゃないでしょ」と思うけれど、フェイスブックが勝手にそう判断しているだけなので、写真を撮影した人につっこむわけにもいかない。

機械が判断すると、この顔が私なのか…。あるいは、他人の目に私はこんなふうに映っているのか…。まあ、似ていなくもないのだけど、最新鋭の顔認識機能もたいしたことないわね…と思ってしまった。こういうのってよくあることなのかしら。

でも、もし、凶悪犯が私の顔に似ていたら…? 突然警察が私のところにやってきて、「あなた、この現場にいたでしょ。カメラがとらえています。カメラが同一人物だと認識しました」なんてSF的展開になったりして。コンピュータに監視されているような世界はどうも苦手だなあ。

今年のお彼岸は、お坊さんがお経をあげに来てくださるのを迎えたり、墓参りに行ったり、親戚を迎えたり、母親と一緒におはぎをつくったり、と、非常にお彼岸らしいお彼岸だった。一人暮らしのときにはお彼岸なんて全然関係なかったのだが、田舎ではお彼岸は大切な節目だ。

ロゼッタストーンの新刊は、来月10日以降の発売になりそうだ。その頃には八代の桜も満開になるんじゃないかな。


◆新刊、まもなく入稿???…3月15日日記
大腸癌治療ガイドラインの改定などもあって、遅れに遅れている新刊『大腸がん 最新標準治療とセカンドオピニオン』は、いまだに校正作業が続いている。やっと一通り関係者のチェックが終わり、現在は修正が終わるのを待っている段階。あとは、修正が終わったものを著者、監修者に確認してもらい、修正もれなどのチェックをして、追加訂正があればその修正をしてもらって、やっと完成。完成データができたら、それを印刷会社に入稿し、もう一度最後の校正をして校了。今月中の発売をめざしてきたけど、だんだん微妙になってきた。

校正中、最後のページの奥付で、発行元の住所が「周南市八代」になっているのを見て(もちろん自分がそう指定したのだが)、笑いたいような、泣きたいような、ちょっとしみじみした気分になった。まさか、スーパーも何もない過疎地から、全国に向けて本を発売する日がくるとはね……。なんだか漫画みたいだ。

私が若い頃、出版社は憧れの企業だった。実際には、華やかなのはごく一部の大手出版社で、小さく地味な零細企業が山のようにあるのだが、そんな事情も知らなかった。インターネットなどの影響で、長く出版不況が続き、もはや大手であっても「憧れ」とは言えなくなってきている。が、そのインターネットのおかげで、田舎にいても出版の仕事を続けることが可能になった。トータルで考えれば、やっぱりIT化はメリットのほうが大きいと思う。

先日、「くまげ地域経済活性化実行委員会」というのに声をかけてもらって参加した。特産品を開発したり、新しいレストランをオープンしたり、熊毛地区にも頑張っている人が何人もいる。10年後、20年後に住みやすい地域になるように、私も微力だけれど、お役に立てることがあるといいな。


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