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「今日の夕食、何を作ればいいんだろう・・・」。そう思って頭を悩ませているあなたは善い人です。なぜなら、食卓へ集う者たちに幸福なひとときをもたらさんがため、自ら苦しみの中に答えを見出そうとしているのですから。このブログは、そんな愛ゆえに迷える子羊たちの道しるべ。何を作ろうかと悩んだ人は、チラッとのぞいて見てください。あなたが望んでいた、お手軽&愉快な料理のレシピが待っています、PER-HAPS、MAYBE!
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「愛は時としてキノコのよう。食べていいのかいけないのか、それが解かったときはいつも手遅れ‥」。 このような言葉を残したのは、19世紀末の作家ベルナール・マルタンですね。まあ、こんな戯言でコトがすめばいいんですが、本当のキノコの中にはとんでもなく凶悪なヤツもいるわけで、そいつらに当たったら「手遅れ・・・」などと言ってる場合ではございません。 その手の恐るべき毒キノコの代表格が、食べたが最後、7〜8割がた死んじゃうタマゴテングダケやドクツルタケ。それから、違う意味で絶対食べたくないのはドクササコでしょう。このキノコは食べた後、数日すると指とか鼻とかの先が焼け火箸で刺されたように痛み出し、それが1ヶ月以上も続くというんです。しかも、このキノコの毒はモルヒネを使っても鎮痛効果がありません。 こりゃもう、悪意の塊としか言いようがない。見方を変えるなら「人間よ、おごることなかれ」という自然からの戒めか。昔、「マタンゴ」という、それはそれは怖い毒キノコの映画がありましたが、現実のキノコもそれに劣らぬ怖さを秘めているわけです。 今では天然モノのキノコを食べる機会も少ないので、毒キノコにぶち当たることもそうはないでしょうが、高山の朝市では「キノコの取り扱い許可を受けた人以外からはキノコを買わないように」という旨の注意書きがデカデカと出ています。もし、「お客さん、すごくうまいキノコがありますよ」とか言われたとしても、闇キノコには手を出さないほうが無難でしょうね。 というわけで、今回紹介するのはキノコのパスタ。もちろん、当たる心配はカケラもない、市販のナメコを使った安全&お手軽な一品です。
「タリアテッレのやや和風ソース」
材料(1人前) ●ナメコ/半パック(大粒ナメコならベスト) ●ニンニク/1片 ●鷹の爪/1本 ●タリアテッレ(平べったいパスタ、なければ普通のスパゲッティでも可)/100〜120g ●オリーブ油/大さじ2杯 ●ナンプラもしくは醤油/少々(風味付け程度の感じで) ●塩/適量
作り方 @ニンニクの皮をむいて叩き潰し、さらにざくざくと小さく刻む。 A大きな鍋にたっぷり湯を沸かし、沸騰したら塩を加えて海水程度の塩っ気にする。ここにタリアテッレを入れて袋の表示に従い、アルデンテに茹で上げる。 Bタリアテッレをゆでるのと平行して、フライパンを弱火にかけてオリーブ油を入れ、ニンニクと鷹の爪を炒める。ニンニクから香りが立ってきたらナメコを加える。ナメコがしんなりしてきたらタリアテッレのゆで汁大さじ2杯程度とナンプラまたは醤油を加え、火を強めて煮立てつつ、全体を混ぜあわせる。 C茹で上がったタリアテッレをナメコのソースに加えて、からめ合わせれば完成。好みでパルメさんチーズを振ってお召し上がりください。 2011/11/10 |
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| | 何日か前の朝10時ごろ、突然、我が家の周りで「ドカーン!!!」という大音響が鳴り響きました。 「交通事故か、落雷か、いったい何事ぞ!?」と思って外へ出ると、ものすごい量の灰色の煙とともにプラスチックとかゴムとかの燃える臭いが漂ってくるではありませんか。ことここにいたって、答えはハッキリしました。 「火事じゃ〜!」 それも出火したのが、うちのわずか二軒先。そうこうするうちに消防車がやったきたのですが、これが1台、2台どころではなく、パトカーとあわせて10台ぐらい並んじゃってるんですよ。しかも、火事場からの煙は、すでにあたり一面をおおいつくすような有様。こりゃどう考えたって大火事でしょう。 この一大事に直面して、この私はどうしたかというと・・・・祈りましたね。 「神様、仏様、どうか我が家が燃えてしまいませんように、おんかーかーおんかーかー」てな感じで。 正直、貴重品を持って逃げる準備以外には、それくらいのことしかできないんだからしょうがない。 で、そうやってオロオロしていたら、なんのことはない、現場はアッというまに鎮火しちゃいました。どうも、倉庫のガスボンベが破裂してプラスチックやゴムに火が燃え移ったらしく、そのせいでものすごい煙と臭いが出たものの、火事の勢い自体はたいしたことなかったんですね。ま、とんだ空騒ぎだったのですが、3月11日の地震に続いて、今年二度目の大いに肝を冷やす出来事となりました。 結果的に無事で済んでいるので、それはありがたいことなんですが、冷や冷やさせられるのはもうこれくらいにしておいていただきたいと思う、今日この頃であります。
さて、家が燃えては困りますが、口の中が燃えるように辛いものは、ときどき無性に食べたくなるんじゃないでしょうか。というわけで、今回は生唐辛子の辛味が舌に心地よい一品をご紹介。インドネシアのガドガドを簡単にアレンジした、エスニック風の野菜サラダでございます。
「カドガドもどき」
材料 ○ピーナッツ 40g ○干しエビ 8〜10g ○生唐辛子 1本(辛いのが好きなら、いくらでも増やしてください) ○ニンニク 一片 ○ナンプラ 大さじ1杯 ○砂糖 小さじ1杯 ○レモン汁 1/2個分 ○野菜 好きなものを好きなだけ
作り方 @干しエビをひたひたにつかる程度の水に、30分〜1時間ひたしておく。 A野菜を除くすべての材料(干しエビを漬けた水も含めて)をミルサーに入れる。ピーナッツが細かく砕けて全体がペースト状になるまで、ブーンと回せば、ソースは完成。 Bキュウリ、ニンジン、セロリ、キャベツ等々、好きな野菜を食べやすい大きさに切って皿に盛り、ソースを適当に付けてお食べください。厚揚げなんかを使ってもOK。もし、嫌いでなければ香菜を添えると、より本格的な味になります。野菜を千切りにして、ソースであえても美味しいですよ。 2011/09/03 |
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| | 先日、何気なしにテレビを見ていたら、「正しい顔の洗い方、教えます」的なことをやっておりました。要は省エネの一環として、子供にちゃんとした生活作法を教えましょう、ということですが、そのやり方というのが・・・まず洗面台のシンクの排水口に栓をして水をためておき、その上に顔を持っていって、ためた水を手ですくって顔を洗う・・・というようなものだったわけです。 はっきり言って、この番組を作ったやつはアホか! そんなもん考えて見たらよろしい。お宅に女のお子さんがいたとして、オヤジが毎日歯を磨いている洗面台に水ためて、顔なんか洗うわけないでしょうが。 そんなもんが机上の空論だっちゅうことは、ちょっと考えたらすぐわかるはず。同じやるなら、そこは「洗面器に水をためて」だろうっちゅうことですよ。 こういうマヌケなことを「これが正しいんだから、お宅もそうしなさい」と言ってはばからないあたり、制作サイドにロクな判断力がなく、しかも上から目線でやっていることの表れなのであります。もっとも、これは新聞だろうと雑誌だろうと、どっこいどっこいの部分があるんですけどね。 いずれにしましても、大手マスコミの方々は、もうちょっとまともなことを記事やら番組にしていただきたいモンです。
と、ひとくさり文句を言ってみたところで料理にまいりましょう。前フリとは何の関係もなく、今回の料理は暑い日にもピッタリのサッパリ系スパゲッティです。
「なっぱすぱ」
材料(1人前) ●小松菜 2〜3株 ●ニンニク 1片 ●唐辛子 1本 ●スパゲッティ 100g ●オリーブオイル 大さじ2杯 ●塩 適当 ●白だし 適当 ●パルメサンチーズ 適当
造り方 @小松菜を洗って根を切り落とし、5mmくらいの幅に小さく切る。 A切った小松菜をボウルにいれ、塩を小さじ半分くらい振ってから、しんなりするまで手で揉む。出てきた水は切っておく。 B5%程度の塩を加えたお湯をたっぷり沸かす。お湯が沸いたらスパゲッティを入れてゆでる(ゆで時間は包装の表示どおりに)。 Cフライパンにオリーブオイルを入れて弱火にかけ、ニンニクと唐辛子を入れる。 Dニンニクが色づいて香りが立ってきたら小松菜を加えて、油に馴染ませるように混ぜながら炒める。 E小松菜にオリーブオイルがなじんだら、スパゲッティのゆで汁を50ccくらい加え、軽く炒め煮にする。 Fスパゲッティがゆだったらお湯からあげて、小松菜の入ったフライパンに加える。全体をよく混ぜて、味が薄ければ白だし(もしくはナンプラ)で味を調えてできあがり。 好みでパルメサンチーズを振ってお召し上がりください。 ちなみに、青菜は小松菜のほかターツァイとかチンゲンサイなんかでもOKです。
2011/07/12 |
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ダミアン・高島(本名・高島英治) : 1963年3月18日、愛知県瀬戸市生まれ。中学生の頃から料理に凝り始め、大学卒業後は喫茶店、インド料理店、イタリア料理店などを転々とする。予備校の校内誌で受験生向け夜食レシピを書いたのをきっかけにライターへ転進。酒・料理の分野を中心とした文章を手がけ、現在に至る。仲間うちでは自転車バカとしても有名。 |
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