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バックナンバー Vol.64

ALWAYS 続・三丁目の夕日
ボーン・アルティタム
ベオウルフ 呪われし勇者

【シネマの達人が語る映画と音楽】この音を聴け!やくざ映画の死と再生」森世一

(今月の監修:くぼまどか)
巻頭インタビュー :
          シネマの達人1月号特別企画「星野顕亮監督インタビュー」

image 日本映画の活性化を目指し毎年開催される「TAMA映画フォーラム」。この映画祭の中でも、映画界に新風を送り込む才能の発見で注目度の高い、「第8回TAMA NEW WAVE ある視点」部門に選出された「ヘルベチカ・ステップス」の監督、星野顕亮さんにお話をうかがいました。

■映画作りにかかわったきっかけを教えてください

大学に入り、バレエをやっていた母の影響でまず演劇部に入部したのですが、考えていた雰囲気とちょっと違うなと。そこで、落語研究会へ転部し、「追手門十三」という高座名まで持っていました。しかしここでも居心地が悪く、最終的に映画研究会へおさまった、という流れです。当時はまだ8mm映画が主流でしたね。その後Windows95の台頭で、編集もPCでできるようになり、撮影から編集までを、独学で学びました。卒業後は特許事務所で申請業務に携わりながら、土日を利用して映画製作を続け、今に至ります。


■星野さんが影響を受けた作品、監督を教えていただけますか

一番好きで影響を受けた人は、押井守監督です。映像の美しさと乾いた人物表現のコントラストが、いいなあと思いますね。自分が作品を撮るときにもそうなんですが、できれば情緒的表現はぎりぎりまでそぎ落として、核の部分をクローズアップしたい。そこでいまは、内容をあまり話そのもので見せるのではなく、映像技術で表現することに注力していますね。ほかには、アメリカの映像プロデューサー、デビッド・E・ケリーも好き。「シカゴ・ホープ」や「アリーmyラブ」なども、たくさんの人間を描きながらもウィット過ぎないところが気に入っています。


■初めての長編「ヘルベチカ・ステップス」製作中のエピソードなどはありますか

「ヘルベチカ〜」は当初の構想で、3時間半という大長編でした。それではあまりに長いということで、台本に再考を重ね編集も工夫して、なんとか120分にまで短縮したんですよ。しかし上映会の当日、初回でお客さんの反応を見ていたら、退屈そうにしている人や、中には途中で帰る人も出てきて・・・。これに焦った僕はすぐに帰宅。その場で再編集をして、最終上映までに、78分に縮めたものを映画館に持ち込みました。製作スタッフからは「何やってるの?」と叱られましたが、上映館の担当者さんには、「フットワークの軽さが気に入った!」と言われましたね(笑)。アンケートを読んでも、1回目と3回目ではお客さんの反応が明らかに違うので、決断してよかったと思っています。


■映画監督として、今後の活動予定や展望をお聞かせください

このあと撮る予定にしているのは、「話術の巧みな兄と無口な武闘派の妹」という二人を、謎の男三人が追うお話です。性格のはっきりした人物をどう絡め、どんな仕掛けをしようかと、いろいろ考えています。将来的には、観る人がハッピーになれるミュージカルを作りたいですね。もともと大学でも、1本の作品に2つのBGMをかぶせてその違いを検証する、などの試みもしていましたし、現在も友人のバンドでPVを製作するなど、「映像と音楽のシンクロによるエンターテインメントの最大効果」が、自分のテーマでもあるんです。そのためにも、音楽を使った映像製作の実績を増やしたいので、バンドのPVを作ってほしいという方は、お気軽に相談していただけたらと思います。


「ヘルベチカ・ステップス」オフィシャルサイト
http://www.psynet.jp/helvetica/

【星野顕亮(ほしのけんすけ)略歴】
1975年京都出身。大学在学中より映像製作を始める。
2003年:SETAGAYA E10 FILM設立。
2003〜2005年:千駄ヶ谷LOOP-LINEにおいてアートイベントLOST&FOUNDに参加
2007年:「ヘルベチカ ステップス」
下北沢トリウッド上映
TAMA NEW WAVE「ある視点」部門選出
シネアスト・オーガニゼーション・オオサカ オープンコンペ部門入選
「セカンドライン」
ふかやインディーズフィルムフェスティバル優秀賞
ZERO GENERATION FILM FES Vol.3選出


最新映画星取表 =1点、=0.5点。最高得点=5点

『ALWAYS 続・三丁目の夕日』   
監督・脚本・VFX:山崎貴
出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希
配給:東宝
http://www.always3.jp/
昭和34年春。東京オリンピックの開催が決定し、日本は高度経済成長時代に足を踏み入れようとしていた。取引先も増え、軌道に乗ってきた鈴木オートに家族が増えた。事業に失敗した親戚の娘、美加を預かることにしたのだ。しかし、お嬢様育ちの美加と一平は喧嘩ばかり。一方、一度淳之介を諦めた川渕だが、再び茶川の所にやってくるようになっていた。淳之介を渡したくない茶川は、再び芥川賞に挑戦しようと決意する…。

和田秀子            ★★★★
 盛りだくさんのエピソードが描かれているのに、どれも中途半端になっていないのは、脚本力が凄いのでしょうね。
 幼い頃の淡い初恋、青年時代のほろ苦い想い出、かなわなかった昔の恋、現在進行形の夫婦愛、晩年のしみじみとした愛、そして、すれ違う恋人…。どんな年代の方が観ても、ちゃんと感情移入できるように創られていて、これぞ王道のエンターテイメント映画です。
 何かとノスタルジックな面ばかりがクローズアップされていますが、根底に流れている「お金では買えない"夢・真心・愛情"」というテーマは普遍的なものなので、素直に心が温まります。役者陣が豪華なので、出来は良くて当たり前かもしれませんが…。
団長               ★★★★
 泣かされました。3回泣きました。涙をどうにも堪えきれず、号泣しました。カンベンしてください!という感じです。実は、前作を見ていなかったので、ストーリーについていけるのか少々不安でした。しかし、それは全く問題なしでした。登場人物の背景がよくわからなくても、一人一人が本当にイキイキしていて、存在だけで人生を物語ってくれます。今の時代に失われつつある“大切なもの”を心の底から感じることができますよ!
 前作を見ていないから、どうしよう?と迷ってる方も、躊躇なく行ってください。見ないと、もったいないです、この作品は。
野川雅子            ★★★★☆
 人の優しさ、あたたかさを感じされてくれる大満足の作品です。前作同様、夕日町三丁目の人達が、お互いを思いやり、助け合いながら過ごす毎日が描かれています。今回のメインは、茶川とヒロミの恋模様。「不器用な二人が紆余曲折ありながらも、最後に結ばれる昭和の恋物語」と言えるでしょう。誰よりも大切に思っているヒロミへの想いを、小説に綴る茶川。お互いに相手を思うからこそ、なかなか言えない本当の気持ち。面と向かっては言えないけれど、ずっと心の奥では繋がっている。思いあっている。そのお互いの気持ちが優しくて、愛しくて、劇場を出た後は、胸の中がいっぱいになるはず。個人的には、明るい薬師丸ママに今回も憧れた私でした。
高井清子            ★★★★
 近所の人が何でも知っている夕日町のような環境がイヤで東京に出てきたが、今は劇中の松の湯のロケ地となった銭湯の近くで、六子(堀北真希)のようにソックスに下駄をひっかけて近所と料理の小皿を行き交いさせる生活をしている私。母とのハンドクリームや手縫いの洋服など、数々のエピソードが自分と重なる私には、本当に身近で、安心して楽しめる作品だった。誰かと見る夕日の美しさが同じように胸に沁みる。ただ途中、当時を見事に再現しました、といわんばかりの視覚効果が多くてちょっと鼻につく。頑固な父さん(堤真一)の髪を逆立たせるような演出もなくても、普通に伝わってくるような気がするのだけれど…。



『ボーン・アルティタム』  ボーン・アルティタム
監督:ポール・グリーングラス
出演:マット・デイモン、ジュリア・スタイルズ、デビッド・ストラザーン、ジョアン・アレン
配給:東宝東和
http://bourne-ultimatum.jp/
その男、ジェイソン・ボーンは記憶を失っていた。なぜ自分が執拗に追われ、命を狙われるのか理解できなかった。しかし彼には、次々と降りかかる絶体絶命の危機に、反射的に対処できるパーフェクトな戦闘能力が備わっていた。やがて自分がCIAの元暗殺者だと知ったボーンは、失われた過去を取り戻すために走り出す。心の通った人間としての自由と未来を掴み取るために......。

桜井輪子            ★★★★
 『チーム★アメリカ/ワールドポリス』で馬鹿にされまくってた「まっとでいもん(笑)」とは思えないジェイソン・ボーンの寡黙な格好良さに、うっかりうっとりしてしまう。彼の無駄なく迅速な動き、まるで草薙素子のようなそのテキパキ感に惚れてしまうじゃないかっ、マット・デイモンなのにっ。
 グリーングラス監督の「ドキュメンタリーの手法でアクション映画を撮る試み」はさらに完成度をまし、常に動いてるカメラが現場感を演出。そのカメラが捕らえる情報量は半端なく、脳内で迅速な情報処理を強いられ、なんだかボーンになったような気分(笑)。『スプレマシ−』では敵役の殺し屋が「そ〜れはちょっと、プロとしてどうよ?」ってくらい行動が派手で目立っていたが、『アルティメイタム』ではそういう悪目立ちする役もなく、進化したカメラワークとともに映画のリアリティを増している。リアリティと言えば、ボーンを取り巻く女たちにとびきりの美女がいないところもイイ。そのへんも、同じイニシャルのスパイ「JB」とは一線を画すところだ。
伊藤洋次            ★★★☆
 展開にやや精密さが足りないかなと思う部分もあったものの、そんな思いを凌駕するインパクトを与えたのが本作のカメラワーク。撮影技術と見せ方はズバ抜けて秀逸で、他のアクション映画をはるかに上回るレベル! 疾走する主人公を手持ちカメラで追尾したり、あらゆる方向から現場をとらえて次々と画面を切り替えていく方法は、相当な緊迫感を醸し出していた。極めつけは、暗殺者と格闘するシーン。二人の激しい動きをさまざまな角度から撮影し、ほんの数分の尺ながら、すさまじいまでに濃密な臨場感を演出している。そのテンポの良さや卓越した表現力には、脱帽するばかり。こうした点で、従来のアクション大作というジャンルにはおさめたくないほど、優れた切れ味のある映画だった。
にしかわたく           ★★★★
 二枚目としてやっていくにはちょっとジミー大西に似すぎのマット・デイモン、唯一の大ヒットキャラもとうとう完結篇であります。このシリーズが成功した理由は、何と言ってもそのストイックさでしょう。スパイものの代名詞『007』のゴージャスぶりと比べるとわかりやすいですが、こちらには秘密兵器も派手な車もいっさい出てきません。主人公の朴訥フェイスに関しては最初に書いたとおりですが、ボンドガールならぬボーンガールたちの顔ぶれがすべてを物語っております。フランカ・ポテンテにジュリア・スタイルズ?どっちもひどいデコっぱちで、化粧落としたら男にしか見えないじゃないですか。地味だ・・・地味すぎる・・・。あんまりモテないマット・デイモン、高感度大です!


『ベオウルフ 呪われし勇者』   
監督:ロバート・ゼメキス
出演:レイ・ウィンストン、アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコビッチ
配給:ワーナー・ブラザース映画
http://wwws.warnerbros.co.jp/beowulf/
6世紀のデンマーク。フローズガール王が盛大な宴を催す中に、醜く巨大な怪物グレンデルが姿を現した。人々を虐殺したグレンデルに対し、王は褒賞を用意して討伐隊を募集。これに応じた戦士ベオウルフは、見事グレンデル撃退に成功する。戦勝を祝い再び華やかに繰り広げられる宴。しかし翌朝ベオウルフが目にしたのは、皆殺しにされた兵士たちの姿だった。彼はその犯人と思しきグレンデルの母親の元へと向かうが……。

悠木なつる          ★★★
 巨大な怪物グレンデルが迫り来る映像は、かなり強烈で、次の展開を期待せずにはいられない。しかし、結局、「男は美女に弱い」という、新鮮味に欠ける結論が導き出されただけなので、不完全燃焼に終わってしまった。グレンデルのインパクトが強すぎて、作品の後半を彩るベオウルフとドラゴンの死闘が、あまり印象に残らなかった。映像を堪能するのであればスクリーンで観るのが一番だが、ヒーローの活躍ぶりを体感しようとするなら、やや物足りなさを感じてしまうかも知れない。次々に登場する怪物も怖いが、最先端の技術を駆使した映像を目の当たりにしても、あまり新鮮味が感じられなくなっている自分の感性も怖いと思う今日この頃。
伊藤淳二            ★★☆
 映像が話題の映画でしたが、筋書きも僕はなかなか好きでした。
 英雄が納める国に怪物が現れる。その怪物を倒すために新たな勇者が現れ、怪物を倒す。そして国を受け継ぐ。…それだけ聴けばよくある童話みたいだけど、怪物の父親が英雄たちというのが秀逸。完全無欠の超人ではなく、虚栄心や、富へ憧れ、あとちょっとスケベさをもった英雄たちが過ちを犯す姿は、人間の醜さを象徴しているようで面白い。怪物はいわば負の遺産ということか。
 映像ももちろんすごかったです!最初はフルCGだと思わなかったくらいに。でもだからこそ、CGっぽさがでるといささか興ざめしてしまいますね。
にしかわたく           ★★★
 飛び出すメガネにつられて3Dバージョン(入場料2000円也)を見に行ってしまいました。いやー、槍だの化け物だの人間の尻だの、無駄に色んなものが飛び出してます。昔の浮気でできちゃった隠し子が怪物になって襲ってくるという、男なら誰しも背筋が寒くなるような筋立て。劣情、復讐、畸形、裏取引、おまけに主人公がひどい嘘つき。ハリウッド映画としては異常なまでの暗さですが、私好みではあります。物語が面白いとなると、残るは映像なんですが・・・まぁ、これに関してはとりあえず一言だけ。いくら全裸になったところで、CGじゃ勃たん!本物のアンジェリーナ・ジョリーひん剥いて持ってこんかーい!


シネマの達人が語る映画と音楽 : この音を聴け!やくざ映画の死と再生

 ■「仁義なき戦い」1973年度作品 深作欣二監督
 ■「冬の華」1978年度作品 降旗康男監督

 いわずと知れたいずれも東映やくざ映画。「やくざ」というジャンルの死と再生という、ねじれもつれた関係に位置する作品である。そしてそれにかかわる音楽が、それぞれすごい。

 「仁義なき戦い」は、全篇が対馬利章のジャズった音楽。まず、タイトルロールの原爆ドームにかぶって、ナレーションとオーバーラップした音楽に打ちのめされる。この勢いは、ぐらぐら揺れるカメラから発せられる新しいやくざ映画の匂いであり、それは時がたつにつれて劇場にも充満していくのだった。これ以降、この「音楽とカメラによって作り出された映像」は、実録路線へとまっしぐらに突き進む。

 「冬の華」では、やくざ映画の美学の象徴ともいうべき高倉健を持ってきて、やくざ映画の再生を試みるが、作品に流れるクロード・チアリのギターが始まると、逆に「死の象徴」である葬送行進曲のように聴こえてしまう。足長おじさんこと高倉健が殺してしまった親分の妹に手紙を送り続けて耐える男のモチーフとし、かたや、藤田進が演じる正義のやくざは、シャガールをこよなく愛しながらも現代のやくざによって崩れ去ってしまう。
 あえてこの実録路線のあとに作られたこの映画も、池上季美子の美しいセーラー服姿とともに、脳裏のかなたに消え去るのであった。

 東映やくざ映画から見て、この二つはまさしく金字塔。
 そして津島利章とクロード・チアリは、私にとって忘れられない音楽人となっている。

(新宿ゴールデン街「談SINGシネマ」マスター 森世一)

2008.1.28 掲載

著者プロフィール
(新人)和田秀子 : 女性。神戸出身のノンフィクションライター。映画に関しては好き嫌いが激しく、邦画やヨーロッパ映画を好んで観ています。ちなみにハリウッド映画は、スピルバーグくらいしか観ません…。スミマセン。とくに好きな映画監督は、パトリス・ルコント。あの、たんたんと悲しいテイストが、なんともツボにハマります。

(新人)伊藤淳二 : 映画と芸術を愛する20代男子。Webサイトの制作会社でディレクターをしながら、休日には映画館や展覧会などに足を運んでいます。ところで最近、某所でデスノートの「L(エル)」に似ているといわれましたが…(汗)

団長 : スーパーロックスター。メジャー契約なし、金なし、コネなしながら、来秋、日本武道館でライブを行う。ラジオDJ、本のソムリエ、講演、コラムニストなどとしても活躍中。大の甘党で"スイーツプリンス"の異名をとる。バンドHP http://www.ichirizuka.com

櫻井輪子 : 映画コラムとか描いたことのあるイラストレーター。アート系やエンターテイメント系、ビッグバジェットにインディーズ、アメリカも中東もヨーロッパも、映画に貴賤なし、という姿勢でなんでも観ますよ。でもリュック・ベッソンとマイケル・ベイのはもう観ないな。http://wako05.exblog.jp/

高井清子 : 1966年生まれ。企業勤めの後、ロンドン留学を経て、フリーの翻訳者に転身。映画の脚本やプログラムなどエンタテインメント関連の翻訳をする。今は韓流にどっぷりはまり、『韓国プラチナマガジン』にもレビューを寄稿している。

悠木なつる : 1973年生まれ。紆余曲折あり、この春から堅気のOLへカムバック。映画ライターとの“二足のわらじ”を夢見て、ジャンルを問わず映画を観まくる日々。発売中の『映画イヤーブック2007』(愛育社)では、本名の“横○友○”で映画紹介記事とコラムを執筆。

野川雅子 : 1985年山形県生まれ。19歳で映画に出会い、それ以来、映画に恋愛中。人の心を描いた邦画が特に大好き。日本中に映画の魅力を幅広く伝えられる映画紹介をするのが夢。

にしかわたく : 青年でも実業家でもない青年実業家。イラストとマンガで生計を立てる。「映画は三度のご飯より四度のおやつです」と公言するわりに、3本に1本の割合で居眠りする。単行本『僕と王様』発売中。詳しくはブログ「こんな映画に誰がした?」にて。http://takunishi.exblog.jp/

伊藤洋次 : 1977年長野県生まれ。業界紙の会社員(営業)。メジャー映画はなるべく避け、単館系しかもアジア映画を中心に鑑賞。最近気になる監督は、廣末哲万・高橋 泉、園子温、深川栄洋、女池充など。

<監修>
くぼまどか:元クラシックピアニストという異色の経歴を持つフリーランスライター、コラムニスト。雑誌やWebサイトなどで、政治経済から芸能、環境問題にいたるまで、取材記事やコラム、エッセイなど幅広く活躍している。好きな映画は「オーケストラの少女」。2008年3月、初の書き下ろし小説「正しいしゃれこうべの抱え方」(イデア出版局)を刊行予定
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