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驚愕の真実 Part.4
「ドイツ人は1日5回も食事をとる」


ドイツ人と一緒に旅行をすると、早くも開始数時間で「???」という違和感を覚える。その理由は時計の針が12時を過ぎた瞬間に明らかになるのだ。日本人が「ねえ、何かレストランで美味しいモノを食べない?」と提案をすると、ドイツ人は……、

「え〜。今はお腹いっぱい。もう食べたじゃん」

  と言い返してくる。そういえば、ドイツ人は旅先で「パン1個」とか、「ビスケット1枚」とか、「りんご1個」とか、日本人ならば1回の食事としてカウントしない"小腹が減った時につまむおやつ"を小刻みに食べる。決して胃酸過多に悩んでいるわけではない。ドイツ人は1日に小さな食事を5回とるのだ。

1回目 8時 朝食
2回目 10時 早弁
3回目 13時 なにか温かいモノ
4回目 15時 おやつ
5回目 19時 なにか冷たいモノ


しかも、ドイツ人は火を使う「温かい食事(Warmes Essen)」を1日に1回しかとらない。ドイツの主婦は火を1日に1回しか使わないのだ。夜は「冷たい食事(Kaltes Essen)」をとる。別に奥さんの態度が冷たいのではなく、チーズ、ハム、トマト、ピクルスなど、居酒屋のお通しか!とツッコミを入れたくなる脇役クラスが夜の主役なのだ。

▲1回目(朝食)
パンのために早起きをして、焼きたてのパンを買う。バター&ジャム、ハム、チーズ、キュウリ、卵…などなど、朝食にかける情熱を他の食事に分配すればいいのに。
▲2回目(早弁)
職場や学校では、休み時間になると大人も子どももパンを食べる。この習慣のせいで昼食の時間が遅れる。ドイツのランチタイムは12時ではなく13時開始。
▲3回目(昼食)
5回の食事の中で最もゴージャス&ホット!といっても、ピザ1枚やスープ1杯など。ドイツ人は栄養士さんの食生活相談を受けた方が良い。
▲4回目(おやつ)
ドイツ人は火を1日に1回しか使わないのに、ケーキやクッキーは自分で焼く。
▲5回目(夕食)
「夕飯はサラダ一品だけ」というのはドイツでよくある風景。おまけに、ドイツ人は夜に電気の灯りをつけない。東京電力のでんこちゃんもビックリ。

2010.7.1 掲載

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