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第135回 FCCJ有楽町電気ビルから新築の二重橋ビルへ移転

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丸の内二重橋ビル(撮影:アルバート・ジーゲル)

候補者人数不足で立候補の締め切りが二度も延長されたが、恒例理事会選挙は無事終った。夏休暇を終えた理事たちは新総支配人と共に、10月29日に控えた移転と新体制に向けて動き出した。今回の理事会の特徴はプレス・クラブ始まって以来、若手が2名も基幹理事に加わり、日産自動車広報幹部として勤務する元会長がフリーランスとして立候補し理事の一人として選出されたことである。

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◆会長:ピーター・ランガン◆

ピーター・ランガン(フリーランス)は、元ブルーンバーグ通信東京支局長で地球温暖化に関する報道での先駆者。クラブでは選挙管理委員長、家財委員長なども務めた。近年メディアは多様化したが、ドナルド・トランプ大統領の当選により本来のジャーナリズム学科に学ぶ学生が増えたことを喜んでいる。

◆第一副会長:アビー・レオナルド◆

アビー・レオナルド(フリーランス)は、米国では米国アルジャジーラ・テレビ、PBS、ABCのプロデューサーを務め、来日以来フリーランスとしてBBC、ニューヨーク・タイムズ紙(ビデオ)で働く。報道自由委員会、ジャーナリズム奨学金委員会で貢献。2011年イースト・ウエスト・センター・フェロウ、2010年国連財団ジャーナリズム・フェロウ。

◆第二副会長:ロバート・ホワイティング◆

ロバート・ホワイティング(フリーランス)は「東京アンダーワールド」、「イチローの意味」など多数の小説とノン・フィクションの作家。スポーツ紙のコラムニストとして活躍。料飲委員長、財務委員長としてクラブ・レストランのメニュー改革、財政健全化に貢献。クラブ総支配人リクルートにも尽力した。

◆財務理事:ウイレム・コルテカース◆

ウイレム・コルテカース(準会員)は、財務・投資専門家。

◆書記:ダニエル・ハースト◆

ダニエル・ハースト(フリーランス)は2年前に来日。英国紙ガーディアンなどに定期的に寄稿。

理事は、カルドン・アズハリ(パンオリエント・ニュース)、メリー・コルベット(プロフェッシォナル・準会員)、ミルトン・イサ(準会員)、ダニエル・スローン(フリーランス、日産自動車)の4名。

(公社)日本外国特派員協会は10月29日、新築の丸の内二重橋ビルに移転する。移転先は有楽町電気ビル内のオフィスから約20%広くなるが、家賃もそれに従って値上がりする。
現理事会は公益社団法人としての利点を生かし、企業、各種団体や個人からの寄付金募集と準会員を含む新会員獲得に向かうが、ヴェテラン・ジャーナリストの間には懸念する声が多い。あくまでジャーナリスト・クラブして独立の存在で日本とグローバル社会をきっちり見据え、プライベート・クラブとしては東京にある他の社交クラブとは一味違う社交を提供することがプレス・クラブの存在価値ではなかろうか? 理事会、総支配人、各委員会の更なる改革と経営努力に加えて全会員の協力が求められている。

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(公社)日本外国特派員協会
新住所:〒100-0005千代田区丸の内3-2-3丸の内二重橋ビルディング5階、6階。
現住所での営業を10月26日(金)午後3時に終了。新住所での営業は10月29日となる。
電話、ファックス及びEメールは変更なし。


2018.10.5 掲載


著者プロフィール
渡辺 晴子(わたなべ はるこ) : HKW、シカゴ・サン・タイムズ、アジア新聞財団(東京支局長)を経て、現在HKW代表 メディア・リポート特派員。30年来の(社)日本外国特派員協会会員で、副会長、理事、監事、選挙管理委員長を歴任し、現在は特別企画委員長、永世会員。同協会の取材活動、文化事業を企画している。また上智大学講師、ユネスコ「女性とメディア」開発コンサルタントとして内外のジャーナリストを育成。
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