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第123回 特派員協会新役員 カルドン・アズハリ会長再選される

(公社)日本外国特派員協会は6月28日総会と理事会を経て2017年~2018年度の新役員陣を発表した。









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会長カルドン・アズハリは昨年9月、前会長の海外転勤(その後転勤はキャンセル)に伴うクラブの困難な時期に会長職を引き受け経営の正常化を目指した姿勢が評価され再選となった。クラブとしてはイスラム系の会長は史上初で、その本人が二期務める事となる。

第一副会長アンソニー・ロウリーは(ロンドン)タイムズ紙記者、(香港)ファー・イースタン・エコノミック・レヴュー紙編集者など国際金融報道での経歴が長く、元プレス・クラブ会長でもある。

第二副会長グレゴリー・クラークは元オーストラリア紙東京支局長、外交官(香港、モスクワ駐在)、上智大学国際教養大学教員などの多彩な経歴と多数の著作を持ち、プレス・クラブでの活動歴も長い。

財務ウイレム・コルテカースは元オランダの銀行家で日本では20年以上経営コンサルタントなどの業務に携わり、プレス・クラブの財務体質の問題点を指摘し過去数年来の財務表を分析して改善策を提案した。

書記メリー・コルベットは理事会唯一の女性。今年9月にレストラン業務委託社の交代を企画する料飲委員会や、来年10月のクラブ移転の準備のための施設委員会で貴重な戦力となっている。横浜育ちのバイ・リンガル。

その他の理事ピーター・ランガンはブルーンバーグ・ニュース出身の元プレスクラブ会長、ロバート・ホワイティングは異色のヤクザ・ノンフィクション作家として注目され、スポーツ報道にも独自色を見せる。

ハワイ出身のミルトン・イサはステート・ストリート銀行証券会社、メリル・リンチ証券等の役員として勤務、現在は企業、NPOのコンサルタントとして活躍している。矢部洋一は特派員協会入会2年目、人事委員会委員を務めた。プレス・クラブ事務局の受付にこの数年彼の撮影した勇壮なヨット・レースの写真カレンダーを掲示して会員の好感を集めていた。

(公社)日本外国特派員協会(略称プレスクラブ)は日本から世界へ情報を発信するばかりではなく田中角栄・ロッキード醜聞や外国人オリンパス社長罷免問題報道など日本の政界、経済界もしっかりモニターしている。この3年間に会長が5人も代わるという危機状態をやっと脱した今、新たなスタートを切った理事会に期待し応援したい。(終わり)


2017.7.16 掲載


著者プロフィール
渡辺 晴子(わたなべ はるこ) : HKW、シカゴ・サン・タイムズ、アジア新聞財団(東京支局長)を経て、現在HKW代表 メディア・リポート特派員。30年来の(社)日本外国特派員協会会員で、副会長、理事、監事、選挙管理委員長を歴任し、現在は特別企画委員長、永世会員。同協会の取材活動、文化事業を企画している。また上智大学講師、ユネスコ「女性とメディア」開発コンサルタントとして内外のジャーナリストを育成。
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