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第82回 メタボ克服本を出版する条件


僕の「メタボと楽しく暮らす100の方法」というblogを読んで、ロゼッタストーン編集長・弘中さんが引っかかってきました。
  http://datoometaboo.blog.shinobi.jp/

編集長はなにしろ、毎年春に「ダイエットします」と宣言してメルマガでいろいろダイエット挑戦記録を書いていらっしゃるのですが、毎年見事にリバウンドされ、その結果、毎春にダイエット宣言をする、という懲りない方……。

僕の場合はダイエット、というよりも糖尿病&高脂血症脱却、というメタボリック症候群との戦いだったわけなので、自分の命がかかった状態でのもの。ただ「痩せたい」というだけでは、おそらくとりかかるモチベーションにはなりえない、ちょいときつめのやり方ではあるわけです。

が、編集長は「おもしろいから本にしましょう」とおっしゃる。でも、劇団のプロデュースが本業の僕がメタボ克服本を出したところで、一体誰が買うんだろう、という謎は残りました。

が、そこで、いいことを思いつきました。
  僕の体験記を読んで、本にしていく段階で、自分が「痩せたい痩せたい」と言い続けてきていた編集長がこの方法を実践して、本当に痩せた、ということもおまけに付ければ、これはいけるんじゃないかな、と!!

そこで昨日の打ち合わせで、「弘中さんがこの方法を実践して10kg痩せたら発刊しましょう」と提案しました。「えぇぇぇぇぇっ?! 4月から始めようと思ってたんですが」とのお返事。「先延ばしはいけません。今からです。で、表紙の装丁は弘中さんが5kg痩せるまで僕はプランを出しませんっ!!」「えぇぇぇぇっ?! 5kgぉぉぉぉぉっ?!」……と、もう、おまえいじめっこかよ、というようなやりとりがあり、早速打ち合わせ後、実践のために飲みに行きました。

乾杯は、生ビール。糖分満載です。
  僕はもうメタボを克服しているので普通に飲んでしまいますが、編集長にとってはこれが最後の生ビール(←にしてください)。
  二口ほど飲んだところで、おしゃべりに夢中でまだまだ編集長のビールが残っている段階で「はい、もうそろそろいいですかね」とビールを取り上げてウーロンハイを頼みました。そして、編集長のビールは、僕が。

僕が一方的に注文したのは、野菜類と湯豆腐。そして脂身のないお肉。

お話ししながら、「これが今日の晩御飯ですから、お一人でどうぞ」と湯豆腐をお勧めして、編集長完食。
  「意外にお腹いっぱいになるもんですねぇ」というお返事。

そうなのです、食事って、なぜか「満腹にしなければ」という強迫観念があるので、「牛丼大盛り」とかを短時間でかっこんじゃうと幸せな気分になるのですが、逆に、少量でも楽しくよく噛んで食べていると、不思議なことに満腹な気分になることができるのです。

この「楽しく」っていう部分が大切で。
  去年の春頃、完全な糖質制限食を実行していた頃には、劇場での食事もスーパーから野菜やできあいのサラダと豆腐を買ってきて食べていたのですが、そのままプラスティックの皿で食べるのは虚しいのでちょいとおしゃれなお皿を買ってきて盛りつけて、そこに毎日できるだけ違うドレッシングをかけて食べる、ということをしていました。
  それは、周りのみんなに羨ましがられたほどに美味しそうな「豆腐サラダ」になっていたほどでした。
  「糖質制限食」というと悲しさもにじんだりするかもしれませんが、それを、美味しそうな見た目にして、しかも本当に美味しくして食べる。これが、精神的にも幸せになれるコツだったのかもしれません。まぁ、僕はそもそも料理好きなので無意識にやっていたのですけれども。

そんなわけで、お腹周りにかなりお肉が付いている編集長。
  果たして、これからの3ヶ月でどこまでいけるのか?!

今回は今までと違って、なんたって、自分のためのダイエットではありません。本を売るための身体を張ってのプロモーションです。
  成功して維持しなければ、本が出せないんですっ!!
  今年のロゼッタストーン日記のテーマは「ロゼッタストーン10周年。原点に戻る」。

http://www.rosetta.jp/cgi-bin/diary/diary.cgi

10周年記念、ダイエット成功っ!!……というご報告が5月頃にされたら、僕の本を刊行いたしますのでお楽しみにっ!!

2009.1.24 掲載

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