ロゼッタストーン コミュニケーションをテーマにした総合出版社 サイトマップ ロゼッタストーンとは
ロゼッタストーンWEB連載
出版物の案内
会社案内

めぐメグの一緒にmezzo・LOHAS

著者プロフィールバックナンバー
mezzo(メゾ)とは、音楽の強弱標語、mezzo piano(メゾピアノ)、mezzo forte(メゾフォルテ)のmezzoで、「やや」という意味。心を元気にする私のLOHASは音楽から始まったから、「少しLOHASしてみましょう」という意味で、「一緒にmezzo・LOHAS」というタイトルにしました。 

「LOHASって何?」ってよく聞かれますが、LOHASとは"Lifestyles Of Health And Sustainability"という英文の頭文字からつくられた略語で、「健康的で持続可能な生活スタイル」という意味。生活スタイルであるLOHASには正解・不正解などはなく、人によってそれぞれ違うものだし、自分で見つけていくもの。決して特別なことではなく、自分の心や身体が元気でいられる生活、人や環境に優しい生活はすべてLOHASなのです。気付いていないだけで、みんなLOHASは実践しているはず。そして新たなLOHASも気軽に楽しく取り入れられるはず。このエッセイでは、たくさんあるLOHASの一つとして、私の日々のLOHASをご紹介します。

第9回 自然に包まれた東京〜神津島 山編〜


○月○日 晴れ

神津島に住む、友人の裕子さんからメールが届きました。その中には、私が住む東京都とは別世界の東京都の風景が広がっていました・・・。


自然に包まれた東京〜神津島 山編 その1〜

photoお元気ですか?今、私の暮らす神津島は穏やかな天気と、凪いだ海が続いています。
私は、縁あって神津島に嫁いで約10年になりますが、凪いだ海から大時化の海、毎日変る海の色、穏やかな日もあれば、吹き飛ばされそうなくらい力強い風が吹く日もあったりと、この自然の力の前には、ただただ逆らうことも出来るわけがなく、“風の吹くまま、波に任せて”暮らしています。
私の暮らす、伊豆諸島の一つである神津島は、東京湾から、大島、利島、新島、式根島の次に位置する、深い青い海に浮かぶ、白い砂浜の小さな島です。神津島の風景をご紹介しますね。


神津島には海だけではなく山もあります。
“新 日本の百名山”にも選ばれた標高574メートルの天上山です。【右上】
白い砂の道を踏みしめながら、水平線まで見渡せる海を見下ろしながらの白島登山道です。【下写真1】
登山道の道端には、ひっそりとした花々が咲いていました。こちらはとてもちいさい“ツボスミレ”【下写真2】
淡い紫色の“シチトウスミレ”【下写真3】
花茎をまっすぐにのばす“ショウジョウバカマ”【下写真4】
登山を楽しむ娘とその友達です。
砂浜から吹き上がった白い砂が、山頂に吹き積もって出来た表砂漠と裏砂漠という二つの砂漠や、360度の水平線が見渡せる天空の丘、干上がっていることもある山頂の不動池などがあり、登るよりも、山頂に登ってから不思議な探検を楽しむ山です。【下写真5】
天上山を降り、島の最北に位置する“返す浜”。【下写真6】
返す浜は村落から遠く離れているため、まるで無人島に来たような雰囲気で、何もない浜です。
ですが、そのため、めぐメグさんを是非こちらに案内したいのですよ。
流木(神津島では“寄り木”と言います。「寄って来た木」ですね)が、いつでもたーくさんありますよ〜。
海への漂着物には、もちろんたくさんのゴミもあり、浜のあちこちにまとめてありました。【下写真7】
返す浜の潮溜まりです。【下写真8】
photo

今度は島の南端に回りましょう。 多幸湾展望地からの眺めです。 崩れ落ちるような天上山と多幸湾の海の真ん中にのびる三浦漁港多幸湾桟橋、手前にぽっかりと浮かぶような島は、“丸島”です。この丸島からは、いつも鳥のさえずりが聞こえてきますよ。きっと外敵が来る事が出来ないこの小さな島で安心してのびのびと巣を作っているのでしょうね。
画像手前の黒い石は“黒曜石”です。【下写真9】
多幸湾の丸島前の浜です。
こちらは湾内のため、波がいつも穏やかで特に小さなお子様連れの方に人気があります。【下写真10】

多幸湾のすぐ向かいには、平成15年東京の名湧水57選に選定された多幸湾にそそぐ湧き水“多幸湧水”が。美味しいですよー!
神津島は湧き水が豊富な島で、島内のあちこちから、こんこんと湧き水が湧き出ています。【下写真11】
この画像は3月の春休み、神津を離れ東京などの新たな場所へ旅立っていく友人を見送る光景です。
多幸湾の桟橋から大型汽船に乗って旅立つ人と、紙テープでお別れです。【下写真12】
多幸湾桟橋を出航しました。島が遠く離れていきます。【下写真13】
photo

さて、神津島へは調布飛行場からセスナ機に乗って空の旅からいらっしゃることも出来るんですよ。
フライト時間は35分ほどとあっという間。調布上空から横浜・江ノ島、そして富士山も。
photo 海上のフライトでは青い海と通り過ぎる島々を見下ろすことが出来ます。【上写真14】
こちらは珍しいと言われているブロッケン現象。自分の乗るセスナ機の影が、海上の雲に写り、その周りを虹が囲んでいます。実は私はこの光景を、セスナ機に乗るたび、ほとんど毎回、当たり前のように眺めているので、珍しい光景だとは知りませんでした。セスナ機で神津島にいらっしゃるさいには、きっとこの神秘的な現象を見ることが出来ますよ。【右写真】


神津島への旅はこのように美しい自然とステキなことがたくさん!神津島に遊びにいらっしゃいませんか? のんびりゆっくり島時間と、温かい笑顔の島の人たちが待っていますよ〜。

裕子


※「自然に包まれた東京〜神津島 海編〜」は、下記のwebTVをご覧下さい。
世田谷webテレビ 5/3(木)O.A分   http://233.fiw-web.net/webtv/data/20070503.wmv

裕子さんがおかみを務める旅館「さわや」   http://www.mytrip.net/HOTEL/31800/31800.html

2007.5.31 掲載

著者プロフィール
めぐメグ(本名 平岡 恵)
LOHASコンシェルジェ(NPOローハスクラブ認定)
シーボーンアート・デザイン・インストラクター(NPO日本渚の美術協会認定)
ハーブコーディネーター(日本園芸協会認定)
1960.9.20生まれ。東京都武蔵野市で生を受け、石川県金沢市で育つ。青山学院大学卒。 好きなもの・こと・・・シーボーンアート、ビーチコーミング、ハーブ、アロマセラピー、倍音、玄米、全粒粉、茶道、お墓参り、音楽鑑賞etc。時間が不規則な生活の中で、いかに心身ともに健やかでいられるかを日々のテーマとしている。

平岡 恵HP
http://sound.jp/the5thseason/mh.html


★ケータイポッドキャスティング Caspeee(キャスピィ)で、
  「めぐメグの一緒にmezzo・LOHAS」の番組が始まりました。


めぐメグの一緒にmezzo・LOHAS  http://caspeee.jp/channels/mezzo/
上に戻る▲
Copyright(c) ROSETTASTONE.All Rights Reserved.