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第10号のみどころ

表紙
特集 「子どもたちは何処へ行くの?」
──未来に向けて考える「理想の教育」
この4月から、学校週5日制や、新学習指導要領などが実施され、子どもたちの学力低下を心配する声も多いようです。こうした改革に対する賛否両論、実際に学校がどう変わったのかをレポートした「公立小学校授業ルポ」、海外の教育事情レポート、ヴィーナス議員の「教育論」など、今回も読みどころ満載です!
季刊 ロゼッタストーン 第10号
「子どもたちは何処へ行くの?」──未来に向けて考える「理想の教育」

定価:905円(税込)
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教育 INTERVIEW

小山内美江子(脚本家)
ご存知『金八先生』を20年以上にわたって書き続けてきた脚本家。毎回、その時々の教育問題を、ドラマに取り込んでいる小山内さん。彼女の目に、今回の「教育改革」はどう映っているのでしょうか。

坂本ちゃん(タレント)
テレビ番組『電波少年』で、究極のつめこみ教育をした結果、いまや現役の大学生。彼の話を聞くと、誰だってやればなんとかなるんだと、勇気が出てきます。自分の(あるいは、子どもの)成績に、不安を抱えている人必読!

江川紹子(ジャーナリスト)
オウム真理教の事件が起きたとき、なぜ、優秀な大学を出た若者が、あんないかがわしい教祖にだまされてしまったのか不思議でした。その答えを知りたくて、江川さんのもとを訪れたのですが……。


話題連載 「ヴィーナス議員が変える! ニッポンを変える!」

有村治子(自民党)
「ヴィーナスはぁと」で、毎回、熱い原稿を寄せてくれる有村さん。これからが期待される若手政治家です。日本も、そろそろ「正しい解答はひとつ」という教育から脱却しなければいけないと主張します。

広中和歌子(民主党)
変化の激しい時代には、学校で習ったことだけじゃ間に合わない。だからこそ「適応力」と「学ぶ意欲」を育てることが大事と、広中さんは言います。アメリカで激動の時代を過ごしてきた広中さんの言葉には、説得力があります。

吉川春子(共産党)
吉川さんは、従軍慰安婦の問題に10年以上取り組んできました。「海外の学校では、戦争についてしっかり教えているのに、日本だけが真実から目をそむけている」と、いまの歴史教育に疑問を投げかけます。

山内惠子(社民党)
元教師の山内さんは、教育現場をよく知っている政治家のひとり。「子どもたち一人ひとりに目を行き届かせるには、少しでも早く、30人以下学級を実現させなければいけない」と、訴えています。


この春の「教育改革」で学力は低下するのか?

寺脇 研(文部科学省大臣官房審議官)
「日本の子どもは学力はあっても学習意欲がない。そこを何とかするのが今回の改革 だ」と、寺脇氏。数々の批判に対して、こっちがハラハラするほど、率直な意見を 言ってくれました。

西村和雄(京都大学経済研究所教授)
今回の「教育改革」に対して、真っ向から反対していた一人。最近の大学生の学力低下は著しく、「このままでは技術者がいなくなって、日本が滅んでしまう!」と、警告します。


学校教師たちの気の毒な現状

諸富祥彦(教師を支える会代表・千葉大学教育学部助教授)
四面楚歌状態の教師を支えなければ、と教師たちの相談にのっている諸富氏。「いまの職員室には、メンタルクリニックのリストを貼っておいたほうがいい。そのくらい、教師たちは追い詰められている」と衝撃的な発言。


特集 賛否両論・小学校「総合的な学習の時間」の現状を探る

この4月から、これまでの授業が削られ、新たに「総合的な学習の時間」というのが登場しました。それがいったいどういうものなのか、実際に公立小学校の授業を見学。さらに、学校全体が時代の先端を行っているような、茅ヶ崎市の浜之郷小学校で、話を聞いてきました。


特集 小さな子どもには何を教えるのが一番いいの?

こパソコンを教えるところ、漢字を教えるところ、右脳を鍛えるところ、想像力を大切にして遊ばせるところなど、ユニークな4つの幼児教育を紹介。子どもたちの可能性は無限なだけに、小さな頃になにを学ばせるのか、親の判断が重要です


親があえてこの学校を選んだ理由

インターナショナルスクールを選択(高砂雅美さん)
インターナショナルスクールに子どもを入れると、日本では義務教育を放棄したこと になるのだそうです。それでも、あえて、インターナショナルスクールに子どもを通 わせている母親に、なにが気に入ったのか教えてもらいました。


戸塚ヨットスクールを選択(津島陽子さん・仮名)
スパルタ教育で知られる戸塚ヨットスクール。訓練生が死亡した事件で、戸塚宏校長 は、現在服役中。しかし、今も戸塚ヨットスクールに子どもを預ける親は後を絶たな いようです。いったいどんな事情があるのでしょうか。



その他

アメリカやドイツからの教育レポートも興味深いものでした。アメリカでは、学力重視のチャータースクールがトレンドになっているとか。 また、ドイツの大学は、授業料もなければ、入学試験もないそうです。


連載企画

今回から新たに2本の新企画が始まりました。
ひとつは、マンガ家・にしかわたくの「でんぐり映画館」。 評価が大きく分かれる映画の本当の楽しみ方を教えてくれます。
もうひとつは、失敗を重ねつつ、エコロジー生活にチャレンジするエッセイ、「エコ転びコロコロ」。楽しく読めて、しかも実用的です。

アマチュア編集長の今回のテーマは、「男と女、どっちが得?」。 今回の編集長たちは、とっても個性派ぞろいです。
ホームページでもおなじみ、キャラメルボックス加藤昌史さんのエッセイ、「嫌われ者のすすめ」は、キャラメルボックスの「新人教育」のお話。ホームページに掲載されている「ボツ原稿」(第12回)と読み比べてみてください。

ホームページに寄せられたみなさまの意見は、「読者のページ」「あなたが陪審員」「教育大アンケート」など、あちこちに生かされています。

ロゼッタストーン第10号は、お近くの書店でお買い求めください。 (書店にない場合は、注文もできます。雑誌コード09745と、ロゼッタストーンの電話番号03-5986-8088を伝えてください)
もちろん、このホームページからも購入できます!
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