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第12号のみどころ

表紙
特集「明日の家族」
北朝鮮拉致事件では、家族の絆の強さを改めて感じました。一方で、親が子どもを虐待したり、子どもが家族を殺害しようとしたりと、「家族崩壊」を思わせるような事件もよく耳にします。これから日本の「家族」はどうなっていくのでしょうか。脚本家の山田太一氏や、淑徳大学教授の北野大氏ら有名人の「家族論」をはじめ、ヴィーナス議員が語る「政治は家族を幸せにできるか」、アマチュア編集長がレポートする「我が家のルール」など、今回は「家族」についていろんな角度から考えてみました。
季刊 ロゼッタストーン 第12号 「明日の家族」
定価:905円(税込)
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INTERVIEW

山田太一(脚本家・作家)
家族を描いたドラマも多い山田太一氏は、「家族というのは、思い通りにならないもの。だからこそ、人はそこで多くのことを学ぶ」と言います。家族の「宿命性」にこだわりたいという、山田氏の真意は……?

北野 大(淑徳大学教授)
天才と博士を生んだ「北野家」。父は飲んだくれで暴力をふるう。母は「学歴偏重」の教育ママ。理想的とはいいがたい家庭環境のなかで、子どもたちは大きく才能を開花させていきました。いったいなぜ?

大日向雅美(恵泉女学園大学教授)
「子どもが3歳までは、母親が家で子育てしたほうがいい」、そんな「3歳児神話」を信じている人は、とりあえず大日向教授の話をじっくり読んでください。価値観ががらりと変わるかもしれません。


話題連載「ヴィーナス議員が変える!ニッポンを変える!」

岡崎トミ子(民主党)
専業主婦も年金を払うべきかどうか、女性のなかでも意見はまっぷたつに分かれます。 岡崎議員は「今の年金制度は世の中に合わなくなっている。年金改革は女性全体の問題」と訴えます。

山口わか子(社民党)
山口議員は、働きながら、病気の夫の看病と両親の介護を10年以上も続けた女性。 「お年寄りが長く自宅で暮らせるようなサポートを」という山口議員の訴えには説得力があります。

井上美代(共産党)
子どもの医療費や、保育園の数や質…。井上議員は、育児をする母親への支援がもっと必要だと言います。 また、母子家庭への児童扶養手当の削減には、怒りをあらわにしていました。

千葉景子(民主党)
弁護士である千葉議員は、「司法改革」について解説。一般人が裁判に参加する「裁判員制度」が導入間近だとか。 司法改革が進めば、「家族」はどんな影響を受けるのでしょう。


家族って何?

田中美奈子(女優)
捨てられたペットを救うボランティア団体「elf」を設立した田中美奈子さん。その真剣さと熱心さに驚きました。田中さんは「人を癒すためのペット」という考え方がイヤだと言います。

吉田千史(日本ペットロス協会主宰)
愛するペットを亡くした悲しみで、食欲不振、不眠症、抑うつ症状などを起こす場合があります。 これが「ペットロス」。吉田さんは「ペットを人間化して愛してはいけない」と警告。

みうらじゅん(漫画家・エッセイスト)
ひとりっ子で、親の愛情を一身に受けて育ったみうらさんは、大人になってから親孝行することを決意。 その秘訣は、なんと「演技すること」。心は後からついてくるそうです。

小林貴裕(「home」監督)
ひきこもりの兄と家族を撮影したドキュメンタリー映画が、昨年、話題になりました。テレビで兄弟をご覧になった人も多いかもしれません。 ひきこもりの原因は意外にも……。

佐々木貴志(仮名・上野公園で暮らすホームレス)
上野公園でアポなし取材(当たり前ですが)。家族を捨ててブルーシートでつくったテントで暮らす佐々木さんは、 「家族には、いまの姿を見せたくない。突然会いに来たら自殺する」と。

池内ひろ美(離婚カウンセラー)
池内さんが主宰する「東京家族ラボ」には、さまざまな夫婦・家族の問題が持ち込まれます。 妻が夫に暴力をふるうケースも多いとか。池内さんは、家族の一番の問題は「母子密着」だと断言。


親と暮らせない子どもを自宅で育てる、「愛と奮闘の家族」ーーー養育家庭の実情ーーー

親の病気や虐待など、さまざまな理由で施設に預けられた子どもを、自宅にひきとって育てる「養育家庭」。 短期間から長期間までいろいろあるそうです。 現在、8人目の子どもを預かっているという「里親」の門脇トヨ子さんに、 他人の子どもを育てる苦労を聞きました。


海外レポート

連載企画 日本人留学生が見た「最新アメリカ事情」
日本以上に家族のトラブルが多いアメリカでは、「カウンセリング」がとても発達しています。家族にトラブルが起きると、両親だけでなく、祖父母まで集まる「家族セラピー」が行われることもあるのだとか。

特別編 日本人女性が見たイギリス「家族」事情
家族の多様化が進むイギリス。つい最近、結婚生活を送るゲイカップルも「養子」を迎えられることが決定しました。親がふたりとも男性…というケースも出てくるわけです。

特別編 日本人女性が見たフランス「家族」事情
「大人の恋愛の国」フランスは、法律よりも自由な結びつきを大事にするお国柄。「子どもができたから結婚する」(できちゃった結婚)という発想もないようです

特別編 日本人女性が見たデンマーク「家族」事情
北欧のデンマークは「福祉国家」のイメージ。収入の半分を税金として納めているそうです。 ここでは教育費も、老後の備えも必要なく、「専業主婦」はもはや「死語」だといいます。


注目の連載企画

キャラメルボックス・プロデューサー・加藤昌史の「嫌われ者のすすめ」
「独身税」と「恋愛ドラマ禁止令」で少子化対策
嫌われることを恐れない加藤さんは、今回、超大胆な少子化対策を発表。あなたは笑いながら読みますか?怒りながら読みますか?

アマチュア編集長シリーズ
「我が家のルール」
小学生から熟年までが、それぞれの世代の「我が家のルール」をレポート。がんこな職人、同棲中の女性、宅老所を開所した男性など、編集長はいずれもユニーク


特別エッセイ

ホームページの「不運から風雲」でおなじみのオクモト陽典さん、 ライターの九冨真理子さん、カメラマンの浅田悠樹さんが書いた、個性あふれるエッセイ。


連載企画

今回から、体験エッセイ「離婚の教訓」が始まりました。離婚には想像以上のエネルギーが必要。人はこの辛い体験を通じて、何を学び、どんな反省をするのでしょうか。

ホームページの「体験!コーチング」「Timely English!」が好評の本間正人氏が、学習学をわかりやすく紹介する「21世紀の学習学」(新連載)。 今回は、勉強したがらない子どもをやる気にさせる話し方を伝授します。

そのほか、いつもの連載も、もちろん読みごたえたっぷり。ホームページに寄せられたみなさまの御意見は、 「読者のページ」「あなたが陪審員」「家族大アンケート」「逆転人生相談」などに、たくさん掲載されています。

ロゼッタストーン第12号は、お近くの書店でお買い求めください。 (書店にない場合は、注文もできます。雑誌コード09745と、ロゼッタストーンの電話番号03-5986-8088を伝えてください)

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