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Vol.20 - 大学にシラケタ


image最近、大枚をはたいて新しいカメラを買った。
すっごい機能のすっごいかっこいい奴。
僕はあんまり物欲がないんだけど、このカメラは別。
本当にいいと思った。
それにしても一体ナンなんだろうこの高テクノロジー。
こんなものを作ることが出来る人間というものに僕は敬意をおぼえる。
人間ってすごい。


* * *


血気盛んに飛び込んだ大学生活。 しかしその思いは見事に空回りし、ああ、星よ、お星さんよ、これが僕の運命?
などと自嘲的になるまでに孤独に戻る。
そんな大学生活…

本当にストレートに言ってしまうんで相当に問題があると思うんだけど、日本の大学生の大半は大バカ野郎だと思う。
僕もその大バカ野郎のまっただ中にいたからこそ言うのだけれど、とにかく休みが多すぎる。
そしてあまりに自由すぎる。
※ほっとかれてると言ってもいい。
自主性を尊重した結果?とも思えるけど、それにしてもひどい。
※あと授業の内容、そして教授の態度にも、それ本当に必要か?というものが多い。

例えば同じ年齢で専門学校に行った場合、ほぼ朝から晩まで授業。
そしてこなしきれない宿題。
ノイローゼ寸前。
それで薬物にはまる者も少なくない。
これが普通。
でも大学生は。。。

image 大学に行って結局最初から最後まで馴染めなかったもの。
それは“サークル”という存在。
これ本当嫌だったなあ。
そして今でも嫌い。
特にあのオールラウンドサークルってやつ?
何か冬はスキー、夏はテニスだっけ?
男女一緒になって一年中楽しくやりましょう!とかいうやつ。
そのサークルの中でそれこそ一年中、あの娘が好き、あの先輩にフラレタ、エーンとか繰り返してるんだ。
あいつらの顔が大嫌いだったな。
そういう顔が大学内でそして特に学食で陣取って偉そうな顔してタバコ吸ってくっちゃべってる。
これってきっとどこの大学行ってもある風景でしょう?

今はもっとそれが激化している気がするんだけどどうだろう? 現役の大学生の人、ぜひ現況を教えてください。


これ僕の自論なんだけど、大学生というのは世の中でもっとも自由な思想と行動で様々なものを学ばなければならない。
そして逆に言うと日本では大学生からやっと本当に自由に勉強というものをすることが出来る立場になれる。
それなのに僕の目に写った大学生たちは、ひたすら自分の殻に閉じこもり、凄く狭い世界でしか物を見ないし、考えない。
勉強する気もない。
頭にあるのは少しでもいい就職先と気持ちのいい異性不純交友、別名:淫らな性生活。
そういう光景に僕は激しく大学というものにシラケタ。
友達もろくにいなかったし。
完全にシラケタ。

同じような思いを感じた人も結構いた気がする。
そういう人が意外なまでにスッパリと大学を辞めたりしてその潔さに驚いたりもした。
僕はなんだかんだ言ってせっかく手に入れた大学生というポジションをどうにも捨てきれないままグズグズと二日酔いの頭を抱えながらなんとか学校へと通った。

そして心の中でお前ら全部クソだ!
などと悪態をつきまくる。
それが僕の学生時代の日常だった。

じゃあ、お前はどうなんだ!?

そんな自己矛盾をあえて無視し、見事なまでに半端な日々を過ごす毎日。





MIZK2006-3-26
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