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         女性国会議員メルマガ『ヴィーナスはぁと』 第159号

  ***   ***   臨時国会は12月3日で閉幕しました。「政治とカネ」の
 *****v*****   問題に課題を残した国会でした。イラクへの自衛隊の
  *********   派遣は今日1年延長が決まるそうです。北朝鮮から
   *******    持ち帰った遺骨は、横田めぐみさんとは別人のものと
   ***    判明しました。師走の慌しい時期、重要なニュースが
      *    続きます。見逃さないようにしたいですね。

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  目次
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
■ 「三位一体改革について」
     小宮山洋子(衆議院議員・民主党・東京)

■ 「憲法9条改正は、誰の要求か」
     吉川春子(参議院議員・共産党・比例)

■ 「仕事と家庭の両立支援法案」について
     水島広子(衆議院議員・民主党・北関東)

■ 「ヴィーナスはぁと」参加議員一覧

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  「三位一体改革について」
                            小宮山洋子(衆議院議員・民主党・東京)
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 また、ことばだけの小泉改革が、今回の三位一体改革にも表れたといって
よいと思います。本来の三位一体改革は、地方分権に転換するために、補助
金を減らし、地方に税源を委譲し、交付税を見直すものです。ところが、玉
虫色の中身を伴わない形で第一幕を終えました。

 全国知事会などの地方6団体が求められて出した案も、小泉総理が全くリー
ダーシップを発揮せず、ほとんど実現されない、地方からも失望したという
声が多く聞かれるものになりました。

 全体として、3兆円の税源委譲のはずが、昨年までの6500億円も含め
てしまい、実際には2兆3500億円にとどまりました。内容も、地方の案
では、9番バッターだった義務教育費が大きな位置を占め、しかも来年の中
教審の結論待ちということになっています。そして、ベンチにも入れていな
かったという、国民健康保険を入れています。中心とすべき公共事業は、は
ずされています。

 官僚と族議員の抵抗でズタズタにされ、それを総理がほっておいて、何も
しなかったのですから、あるべき姿から、程遠いものになるのも当然かもし
れません。

 民主党は、地方主権に政治の形も、税金の流れも変えるという考え方をマ
ニフェストにも掲げています。20兆円の補助金のうち18兆円を、約5.5
兆の税源委譲と、約12兆の一括交付金(一括して地方に渡し、使い道は、
地方が自由に決められる交付金)として、地方に渡す考えです。

 国民の生活にかかわりが大きく、利権と関係ないところから削っていくよ
うなやり方を許すわけにはいきません。本来の目的にあったものにするため
に、第2幕、第3幕で、地方とも協力して、地方分権を実現していきたいと
思っています。                      


■◇■==============================================================
  「憲法9条改正は、誰の要求か」
                              吉川春子(参議院議員・共産党・比例)
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 改憲論の狙いはなんといっても第9条です。改憲論として「アメリカから
押しつけられた憲法」だから、という見解が安倍幹事長代理はじめ強くあり
ます。しかし憲法制定当時の国民は、日本国憲法が自分たちの意思に反して
押しつけられたものと感じていたのでしょうか。決して国民の要求からうま
れたものではなく、憲法九条が邪魔になった人々から、改憲の口実として持
ち出されるようになったのではないでしょうか。

 では誰の要求なのでしょうか。はじめに強く要求してきたのは皮肉にもア
メリカです。憲法施行の翌年にはその意思は明らかになっていました。ごく
最近に例で言うと、二〇〇〇年十月に米国国務副長官になる前、アーミテー
ジ氏が中心となって作成した対日報告書は「集団的自衛権を禁じている事が
両国の同盟協力を制約している」としています。この事はその後も一貫した
動きで今年夏自民党中川国対副委員長に対してアーミテージ国務副長官から
「日米同盟強化のためには憲法九条改正が望ましいとの考えを示しました。

 財界からの改憲の要請・動きも活発です。経団連は(七月二〇日)、武器
輸出三原則の見直しを求める提言を出しています。ミサイル防衛計画(MD)
はじめ防衛産業の強化をねらってのことと思われます。憲法九条が財界にとっ
て障害物であると言うことなのでしょうが、戦争を利潤追求の手段にすると
は、許し難いではありませんか。

 憲法は侵略戦争の反省から戦争放棄を宣言しており、憲法九条を変える事
はアジア諸国に重大な緊張感を引き起こす事は必至です。十一月二二日行わ
れた日中首脳会談で中国の胡錦涛主席は「戦争を発動した戦犯に対しては中
国人民は深く憎み嫌っている。靖国神社問題を考える時日本の指導者は被害
国民の感情と中日友好の大局を考えるべきだと述べた」と報じています。

 十七日に報道された自民党改憲草案に対し、同十七日韓国国会議員七一名
が署名する「日本は二一世紀に帝国主義の復活を夢見るのか」と題する批判
の声明を発表し「改憲案は過去の侵略に対する痛切な反省なしに再び日本を
戦争国家化し軍事大国の陰謀を実現するための具体的な行動」だとしていま
す。

 文部科学大臣は別府市で「歴史教科書についてきわめて自虐的で、やっと
最近いわゆる従軍慰安婦とか強制連行とかいった言葉が減ってきたのは本当
に良かった」と述べて歴史教科書を批判しました日本の侵略を受けた国々は
忘れがたい痛みを持っていることを日本の子ども達が学ぶことは、隣国と平
和共存して行く上で不可欠です。文部科学大臣の資質に疑問があると言わね
ばなりません。日本が戦争のできる普通の国にするのではなく、平和という
理想を目指す国として憲法9条を守りぬこうではありませんか。

<再び、カジノについて>

「ヴィーナスはぁと」を通じてカジノ問題を書きましたところ、何人かの方
からご意見をいただきました。ありがとうございました。「プラス効果は大
きい」「カジノはプラス効果はゼロなのか?」と質問もありました。私はカ
ジノで財政面的に多少プラス効果があっても導入すべきではないと考えてい
ます。また、パチンコやダフ屋がいるから、歌舞伎町には性産業があふれて
いるから、今の社会が不健全なものがあふれているからと言って、カジノを
認める理由にはなりません。国会では今後、私と、糸数慶子、岡崎トミ子、
円より子議員らが呼びかけ人になってカジノを考える議員連盟がスタートし
ます。今後ともこの問題に取り組んで行くつもりです。

■◇■==============================================================
 「仕事と家庭の両立支援法案」について
                            水島広子(衆議院議員・民主党・北関東)
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 このところ、私たちが提出していました「仕事と家庭の両立支援法案」
(育児・介護休業法改正案として提出していたもの)が「撤回」となってい
るのはどういうわけか、というお問い合わせをいくつかいただきましたので、
改めて、今国会で私が担当しておりました法案について説明させていただき
ます。

 まず、今回もまた、政府の育児休業・介護休業法改正案への対案として
「仕事と家庭の両立支援法案」を提出していました。私たちの法案は、仕事
と家庭の両立のあり方は価値観や家庭の事情によるところが大きく、様々な
オプションを個人が選択できるような形であるべきだという考えに基づいて
作られています。

 ですから、育児休業を取りやすくするだけではなく、勤務時間短縮制度、
時間外労働の禁止、子どものための看護休暇など、いろいろな仕組みを選択
できるような内容となっています。さらに、日本では初めて育児休業の「パ
パ=クオータ制(父親割り当て制)」を提案し、育児休業の分割取得を可能
とするなど、男性の育児休業取得促進策も盛り込んでいます。 

 「仕事と家庭の両立支援法案」は2001年に初めて提出したものですが、
その時点で成立していれば出生率にももっと希望的な見通しが立ったでしょ
う。 今回も、政府案への対案として「仕事と家庭の両立支援法案」を提出
しておりましたが、最終的に修正協議が成立しましたので、私たちの法案は
撤回し、修正案に賛成しました。

 今回、修正できた点はたった一点、「見直し規定」を設けたことです。こ
んな修正に意味があるのか、と思われる方もあるかもしれませんが、見直し
規定を設けることで、次の改正の担保が取れますので、内容に満足していな
いときには重要な修正となります。

 このほか、政府案では子どものための看護休暇が「子どもが何人いても年
間五日間」(これでは一人っ子誘導策だ、と私は審議の中で指摘しました)
という仕組みになっているのを「子ども一人当たり何日」という仕組みに修
正する、という修正希望を出していましたが、こちらは経営者側の反発が予
想されるとの理由で実現せず、その代わりに附帯決議に盛り込むことに成功
しました。

 見直し規定については、参議院の委員会で質問が出たため、私が答弁しま
した。そして、「遅くともいつまでに見直しをするのか」という質問に「遅
くとも改正法施行後五年まで」と答弁して明確化しました。また、見直しを
するに当たって踏まえるべき観点として、期間雇用者(契約社員)の方たち
の育児休業取得状況(希望者がもっと取れるようにしていく)、男性の育児
休業取得促進、子どもの看護休暇を子ども一人当たりの制度にする、という
点を挙げました。

 この法案は附帯決議も私が担当し、しっかりと書き込ませていただきまし
た。 最終的に仕上がる法律を少しでも良いものにし、将来への道を開くた
めの努力としてご理解いただければ幸いです。

 もう一つ、児童福祉法改正案については、もっと本質的な修正に成功しま
した。 


 今年は春に児童虐待防止法の改正という大きな仕事をしたばかりですが、
虐待についての審議の第二ラウンドがこの「児童福祉法改正案」でした。法
案の修正、盛りだくさんの附帯決議、と力を入れて作業させていただきまし
た。

 スペースの関係上、ご関心のある方は私のホームページ
  ( http://www.mizu.cx/ )をご覧いただければ幸いです。


◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  編集後記                 ロゼッタストーン・弘中百合子
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 水島議員の原稿にあった「パパクオータ制」というのは、父親の育児参加
をうながすための制度です。ノルウェーでは、両親が取れる52週間の育児休
暇のうち、4週間は父親のみに与えられています。1993年に実施され、現在
では9割の父親が育児休暇を取得しているそうです。ノルウェーでも、1993
年当時は、男性の育児休業取得率が5%程度だったとか。法律の威力という
のはすごいですね。
 
※「ヴィーナスはぁと」へのご意見、ご質問は vheart@rosetta.jp まで
   お願いします。

      お手数ですが、お寄せいただくご意見に
       1)「掲載可」か「掲載不可」か

      掲載してもよい方は
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   をお書き添えいただけると、大変助かります。


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◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  「ヴィーナスはぁと」参加議員一覧
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
 ◇衆議院
  小宮山洋子(民主党・東京)    武山百合子(民主党・北関東)
   水島広子  (民主党・北関東)

 ◇参議院
  有村治子  (自民党・比例)    岡崎トミ子(民主党・宮城)
  千葉景子  (民主党・神奈川)   広中和歌子(民主党・千葉)
    福島瑞穂  (社民党・比例)    円より子  (民主党・比例)
  吉川春子  (共産党・比例)

 ◇都道府県議会
  石坂千穂(長野県・共産党)     京野公子(秋田県・いぶき)
  高村京子(長野県・共産党)     仁ノ平尚子(山梨県・無所属)
  平野みどり(熊本県・県民クラブ)遊佐美由紀(宮城県・民主党)
  渡辺智子(香川県・無所属)

詳しいプロフィールを知りたい方、顔写真を見たい方は、ロゼッタストーン
WEBページで公開しています。⇒ ヴィーナスはぁとプロフィール
各議員のWebページにもリンクしています。

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■次号予告
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 次回の発行は、12月16日です。

 福島瑞穂議員(社民党)  円より子議員(民主党)  

 が登場する予定です。

   ※登場する議員の顔ぶれは、変更する場合もあります。ご了承ください。

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発行人・編集人:弘中百合子
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