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第75回   機内で映画を楽しむ(3)


先日、エミレーツ航空を利用して、
ローマを往復してきました。

機内での映画鑑賞を大きな楽しみにしてますので
一体どんな作品があるのか、ワクワク!

エミレーツは、機内サービスの充実で
定評ある航空会社だけに映画も豊富。
なんと100種類以上の作品が楽しめます。

しかも、国別(言語別)になっているのがポイント!
日本映画を見たい場合には、日本の欄をチェックすれば
現在視聴可能なものが、すぐわかります。

他国作品も同様。
選択の幅が非常に広いのが嬉しいところです。


参考までに、このたび僕が見た作品リストと
一口コメントを掲載します。


▼行き
まだ見ていなかった日本映画中心。

「くちづけ」
見る価値のある作品。
日本では上映しにくいタイプだと思いますが、英断ですね!



「俺はまだ本気出してないだけ」
原作のコミックが好きだったので、
正直、少々違和感を覚えました。



「図書館戦争」
本に対する想いは感じましたが、
設定があまりに大げさすぎる気が…。



それと、過去の名作の中から、
「ミート・ザ・ペアレンツ」
コメディの王道。
厳しい父親とのご対面が、おもいきりデフォルメされてます。




▼帰り
せっかくの機会なので、珍しいものを中心にしようと、
イタリア映画三昧!

2013年のイタリア映画祭にも出品された
「Un giorno speciale(ふたりの特別な一日)」
意外性と王道パターンが程よく融合。ラストシーンが印象的。



「Il rosso e il blu(赤鉛筆、青鉛筆)」
個人的に好きなタイプ。
イタリアらしい、いろいろ考えさせられる作品ですね。



他には、日本でもDVDとして発売中の
「Cosimo e Nicole(愛の回帰線 コジモとニコル)」
なんとも甘くも切ない物語。
人の気持ちの機微がよく出ています。



日本未公開の
「Tutti contro tutti」
どたばたコメディ。息抜きには良いかも。



(以上4本は全て英語字幕、日本語字幕なし)


イタリア映画のリストは全部で5本だけでしたが
それでも、5本あるだけでも貴重ですね。
他の航空会社なら、ゼロが多いでしょうし。


いろんな国のいろんな作品を楽しむなら
エミレーツはおすすめできますね。

これからも、もっといろんな飛行機に乗って
意外な映画との出会いを楽しみたいと思います。


2014.2.18 掲載

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