ロゼッタストーン コミュニケーションをテーマにした総合出版社 サイトマップ ロゼッタストーンとは
ロゼッタストーンWEB連載
出版物の案内
会社案内

バックナンバー

←次の号を読む 前の号を読む→
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏

         女性国会議員メルマガ『ヴィーナスはぁと』 第182号

  ***   ***  東京・羽田空港で、着陸時に日航機の前輪がはずれると
 *****v*****  いう事故がありました。なぜこんなにトラブルが続くのか、
 *********  呆れると同時に情けなくなってしまいます。日本の交通は
  *******   安全だと誇れた時代が懐かしいです。
     ***    今回はヴィーナス議員から原稿が届かなかったので、読者の
   *    方の意見をご紹介します。

◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   目次
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
■ 読者の意見

■ 「ヴィーナスはぁと」参加議員一覧

  ┏━━━[ PR:ロゼッタストーン新刊書籍のお知らせ ]━━━━┓

      ●『拍手という花束のために』(加藤昌史著)

   1公演観客動員数400人の学生劇団から年間15万人動員の
   人気劇団に成長したキャラメルボックス。数々のピンチを、
   その生命力で乗り越え続けたプロデューサーが、門外不出の
   初公開データを元に、語り続ける288ページ!

     定価:1500円(税別) 好評発売中!

  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■◇■==============================================================
 読者の意見
 -------------------------------------------------------------------
●「ジェンダーフリー」をめぐる発言について

 最近日本の政治家諸氏の発言に、とてもきちんとした教育を受けた理性の
ある人の発言とは思われないものが少なからずあるようです。

例えば
・男女共同参画担当相の細田官房長官は「社会的・文化的性差の解消」を意
味するジェンダーフリーという言葉について「政府は使っていないし、社会
的に定義を示すことはできない。できるだけ使わないことが望ましい」

・山谷氏が取り上げたのは小学校低学年・3年生の教材。首相は「性教育は
我々の年代では教えてもらったことはないが、知らないうちに自然に一通り
のことは覚える。ここまで教える必要があるのか。教育のあり方を考えてほ
しい」「初めて見たが、ちょっとひどい。問題だ。こんな教育は私は子ども
のころ受けたことはない」と述べ、行き過ぎだとの認識を示した。

・中山成彬文科相は5日、宮崎県西都市で開かれた教育関連のフォーラムに
出席し、「教育の世界においてもジェンダーフリー教育だとか過激な性教育
とかがはびこっている。日本をダメにしたいかのようなグループがある」と
述べ、文化的・社会的に形成された性差の解消を目指すジェンダーフリーの
教育などを批判した。(アサヒドットコム、ウェブサイトより)

 確かに行き過ぎを抑制する必要性は否めませんが、それをかくれみのにし
て性差別の解消を否定しようというのは相変わらずの一部の日本男性のあさ
ましさであると思うのですが皆様はどう思われますか?

 時代が変わっているのも認識せずに何十年も前の自分の経験をもとに
”昔は良かった”的発言については縁側でお茶を飲みながら自分の意見だけ
を言う場合はよいかもしれませんが、一国の政治家として、また先進国の一
員としてゆるされることではないと思います。

 それに、そういう教育をうけてこなかったからこそ世界に悪名名高い日本
の性差別がいまだに横行しているのではないでしょうか?

 又一般的に使われている“ジェンダーフリー”については、男女共同参画
担当相そのひとが定義しようと努力もせずにただ「社会的に定義を示すこと
はできない。できるだけ使わないことが望ましい」などと、時代の流れに背
をむける。

 こういった政治家を多数抱え、そしてまた、こういった発言を許す今の日
本という国はHIV感染者増加、性交渉の若年化に全く対処しきれないばか
りか時代の速い流れを考えると五年後十年後の日本の将来が危ぶまれます。

 日本が悪い方に変わっている理由を性差別解消のせいにするのは短絡的で
また、女性の台頭をおそれる老兵の最期の悪あがきに過ぎないとはおもいま
すが、それにしても、こういった人々のせいで日本がダメにされていってし
まうというのは本当に残念なことであり、また、私は憤りを覚えます。

ラデルウト 万亀子(カナダ在住)

●少子化問題について

 今日(5/19)の朝日新聞報道によれば、フランスは50年後に人口が
7500万人、EU第一の人口を誇る大国になると言う。その女性一人当たり
の出生比率は1.9の見込みとの事で、現在一位のドイツは7200万台に減
少する事で首位が入れ替わるらしい。

 先進国が全て少子化に傾いていると思っていた者には驚きであり、翻って
日本の現状を見た時に厚生労働省が出生比率を後出しジャンケンまでして誤
摩化しをする現実との差に驚嘆せざるを得ない。

 戦後、経済復興から経済一辺倒となり、バブルに浮かれて世界中の不動産
を買いあさり、身に過ぎた買い物が仇となって失われた10年の後始末がや
っとめどが立ち、さて我が国の将来に想いがやっと至った今、高齢化と少子
化が同時並行的に進んで従来の無策に慌てる体たらくである。

 しかし、これは何も厚労省を責めても始まらない、言うなれば日本の政治
が全てこんな調子で、年金未収問題/社会保険庁の理解しようの無い無駄使
いなども含め無責任な先送りが重なり、何か大事に正面から打ち当たって初
めて対策を騒ぎだすのが常である。外務省に於ける領土問題/拉致問題/外
交機密費問題/常任理事国問題や農水省に於ける食料自給率問題/BSE対策
問題/薬害放置問題など。また大蔵省は野放図なバブル拡張を黙認した問題
/税収増に浮かれあるだけ使い切った問題や、国家予算外の特別融資問題が
あり、更に防衛庁には役にも立たない米国製武器(攻撃能力が無いと石破長
官自らの発言)がゴマンと買い込まれ、徒に米武器メーカーを支えている。

 また、議員報酬の10%減の問題も何時の間にかウヤムヤになりそうな有
様、「何れを向いても真っ暗闇」どうすれば明かりが見えるのか、一票を投
じ乍ら空しい想いに苛まれる。(倉島 駿太郎)

●超党派の和を大切にしてほしい

「日本」「初」「女性」「国会」の4つのキーワードで検索した結果、一番
上に表示されたホームページでした。

 日本で初めて女性で国会議員になったのは誰なのかを知りたかったのです
が、ホームページを開いて驚きました。自民党、民主党、共産党、社民党、
無会派と超党派、女性という幅広い枠組みのようです。今後、このようなか
たちがとても大切ではないかと思います。

 みなさんの各政党、会派は、どれも国民の支持を得ているとおもいます。
人々が協同する根源に、自然の女性の力があるのではないかと思っています。

くらしや仕事のありようが競争社会に組み込まれていく現在ですが、ぜひ、
みなさんの輪を大切にしていただきたいと思いました。

 (福島県郡山市 男性 37歳より)


◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  編集後記             ロゼッタストーン・弘中百合子
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
「ジェンダー」というのは、「生物的な差」ではなく、歴史的・社会的・文
化的に形成された男女の差のこと。「ジェンダーフリー」というのは、ジェ
ンダーによる差別をなくしていこう、男女の違いにとらわれず各自の個性を
生かしていこうというものだと理解しています。

 私が大学を卒業して初めて就職したのは「男性は正社員、女性は契約社員
で基本的に契約の更新はなし」という会社で、「なぜ女性というだけで正社
員になれないのだろう」と、非常に矛盾を感じました。こういう明らかな差
別に対しては、みんなよくないことだと思っているはずです。

 一方で、「ジェンダーフリー」をめぐっては「男らしさ」「女らしさ」と
いった性差をなくすことは問題ではないか、という意見もあります。男女差
をなくすことは中性化をすすめることであり、専業主婦を否定したり、ひな
祭りや鯉のぼりを否定したり、男女が同じ更衣室で服を着替えたり…という
ような方向に進むのではないか、という危惧のようです。

 女性の地位向上のために働いてきた人たちのなかから、最近、向かい風が
強いという声も聞きます。政治はどこまで「ジェンダー」の解消に関わるべ
きなのでしょうか。みなさんの意見をお聞かせください。

※「ヴィーナスはぁと」へのご意見、ご質問は vheart@rosetta.jp まで
   お願いします。

      お手数ですが、お寄せいただくご意見に
       1)「掲載可」か「掲載不可」か

      掲載してもよい方は
       2)「匿名希望」か「実名可」か
       3)「事前連絡必要」か「事前連絡不必要」か

   をお書き添えいただけると、大変助かります。

※いただいたご意見は、「ヴィーナスはぁと」のほか、「ロゼッタストーン
 WEB」の感想掲示板にも掲載させていただく場合があります。
 ご了承ください。


 ┏━━[ PR:★ロゼッタストーン幼児向け学習ノート★ ]━━━━━┓

     楽しいぬりえで遊びながら、文字や数を覚えることが
       できる「親子でまなぶシリーズ」、日本の昔話が
    可愛いぬりえになった「よみきかせぬりえ」。
    ダイエーバリューショップで発売中です!

  ※詳しくはこちら ⇒ 学習ノート

 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  「ヴィーナスはぁと」参加議員一覧
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
 ◇衆議院
     小宮山洋子(民主党・東京)    武山百合子(民主党・北関東)
     水島広子  (民主党・北関東)

  ◇参議院
     有村治子  (自民党・比例)    岡崎トミ子(民主党・宮城)
     千葉景子  (民主党・神奈川)   広中和歌子(民主党・千葉)
     福島みずほ  (社民党・比例)  円より子  (民主党・比例)
     吉川春子  (共産党・比例)

  ◇都道府県議会
     石坂千穂(長野県・共産党)     京野公子(秋田県・いぶき)
     高村京子(長野県・共産党)     仁ノ平尚子(山梨県・無所属)
     平野みどり(熊本県・県民クラブ)遊佐美由紀(宮城県・民主党)
     渡辺智子(香川県・無所属)

詳しいプロフィールを知りたい方、顔写真を見たい方は、
ロゼッタストーンWEBページで公開しています。⇒ プロフィール
各議員のWebページにもリンクしています。

-----------------------------------[ PR:メルマガ『未来総理]------
将来有望な若手国会議員を集めたメルマガ、好評配信中!
5政党のホープ28人が参加。未来の総理大臣を一緒に育てていきましょう。
詳しくは、ロゼッタストーンWebページをご覧ください。
( http://www.rosetta.jp/ )
-------------------------------------------------------------------

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■次号予告
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 次回の発行は、6月23日です。

 福島みずほ議員(社民党) 円 より子議員(民主党)

 が登場する予定です。

※登場する議員は、変更になる場合もあります。ご了承ください。

====================================================================
〒171-0021 東京都豊島区西池袋5−27−9−101
株式会社ロゼッタストーン発行人・編集人:弘中百合子
Copyright(C) ロゼッタストーン   許可無く転載することを禁じます
  ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
←次の号を読む 前の号を読む→
配信登録・中止配信登録・中止
上に戻る▲
Copyright(c) ROSETTASTONE.All Rights Reserved.